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どんぐりの下処理方法ー対策しないと大変なことに?!簡単な方法2選ー

投稿日:

こんにちは!ぽっくる先生(poccle_hoiku)です。

 

秋になると身近なところで出会える「どんぐり」

拾ったり集めたり、子どもたちにとっては楽しい自然遊びの一つですよね。

遊んでいると、そのうち「家に持って帰りたい!」なんてこともあるのではないでしょうか。

 

そんなとき、持ち帰ったどんぐり…みなさんはどうしていますか?

 

外に置いて、すぐにまた自然の中へ戻す!捨てる!ならいいのですが、

  • お部屋の中に置いておきたい。飾りたい。
  • 工作に使いたい。
  • 容器の中に入れて保存しておきたい。

…そんなときは、「下処理」しておくことをおすすめします…!

 

というのも、どんぐりの中には、通称「どんぐり虫」という虫(正しくはゾウムシの幼虫)が潜んでいることが多々あるからです…!

見えないままならまだしも、このどんぐり虫、成長すると…どんぐりの中から出てきます…(衝撃)。

(ちなみに私は経験があります…)

 

気づいたら家の中が幼虫だらけ!なんてことにはなりたくないですよね。

今回は簡単にできる「どんぐりの下処理方法2選(煮沸&冷凍)」をご紹介します!

 

ぽっくる
やってみると意外と簡単です!製作に使いたいときなど、必ず処理するようにしましょう。

どんぐり虫の正体は…

通称「どんぐり虫」とも呼ばれる、どんぐりの中に潜む虫。

この虫の正体は「ゾウムシの幼虫」です(ゾウムシの中にもいろいろ種類があるようです)。

 

私はてっきり下に落ちたどんぐりの中に虫が入り込むと思っていたのですが、そうではなく、木になっている、どんぐりがまだ青い時期に産卵するらしいのです。

どんぐりが柔らかい時期に穴をあけて中で産卵し、中で孵った幼虫はどんぐりの実を食べながら成長、大きくなると外へ出てくるのだとか…!

 

ゾウムシ以外にも、ハイイロチョッキリ、蛾(が)もどんぐりの中に産卵することがあるようです。

 

ぽっくる
私たちが思っている以上に、どんぐりの中には虫がいる可能性が高いということです…!

 

虫が出てきた…!(私の体験談)

そんなこと言ったって、本当にそんなすぐ出てくるものなの?と、信じがたい話でもありますよね…。

しかし私には経験があります…!(泣)

 

子どもの頃、秋になると子どもらしくドングリを拾って集めていた私。

集めたドングリは、宝物のように「お菓子の缶」に入れて保存していました(誰かからもらった、ちょっとお高い煎餅の缶だった。笑)

持ち帰ってからはそんなに頻繁に出し入れすることもせず、棚の中に入れて放置すること数か月。

 

忘れた頃に「この缶、何入ってるんだっけ?!」と、母親と弟とともにその缶を開けると…

 

ギャーーーーーーーーーー!!!!!

 

小さくて白い、ウネウネしたもの(幼虫)が大量に動いているではありませんか…!!!Σ(゚д゚lll)

 

私はまあまあ虫好きな子どもでしたが、このときの光景はあまりに衝撃的すぎて…

たいていのことは記憶にない私ですが、はっきりと、このときのことは覚えています(笑)

 

フォロワーさんからも経験談いくつかいただいていますので、まあまあ普通に起こり得ることだと言えるでしょう。

ぽっくる
虫苦手な方はトラウマになるレベルです…!保存するときはしっかり下処理しておきましょう!

 

どんぐりの下処理準備

下処理するメジャーな方法は

  1. 煮沸
  2. 冷凍

この2つです。

どちらの方法でも、取りかかる前にある程度ドングリの選別をしておくと良いですよ。

 

拾うときに選別

  • ヒビが入っている、割れているドングリ
  • 穴があいているドングリ

これらはすでに虫が中に入っている可能性が高いです!

できるだけきれいな状態のドングリを選んで持ち帰るようにしましょう。

 

水洗い

煮沸や冷凍を始める前に、ドングリを軽く水洗いしておきます。

そのときに「水に浮くドングリ」も虫がいる可能性大!(中身を虫に喰われていると、ドングリの実が軽くなって浮くようです)

 

ぽっくる
心配な場合は取りのぞいておきましょう。

 

下処理方法1:煮沸

1番メジャーな下処理方法、かつ時間がかからないのは「煮沸」する方法です。

しっかりと熱湯でゆでることで、虫が中にいたとしても撃退することができます。

 

手順

  1. 鍋に熱湯を沸かし、ドングリを3~5分ほどゆでる。
    (大きめのドングリはもう少し長めにゆでると安心です)
  2. ゆで終わったら、風通しの良いところで最低2,3日~乾かします。
  3. 完全に中まで乾いたら完了!

 

100均の鍋(アルミ鍋)が便利

虫がいるかもしれないドングリを、普段料理に使っている鍋でゆでる…というのは抵抗ある方もいるかもしれませんね。

捨てる鍋があるならいいけど、都合よくそんな鍋はない!という方がほとんどかと思います。

 

そんなときは、100円ショップで売られている「アルミ鍋」がおすすめ!

ぽっくる
市販の鍋焼きうどんで使われていたり、キャンプで使ったりするやつですね

 

画像のアルミ鍋は、100均「Seria(セリア)」で売られていました~!

直火でゆでられるのはもちろん、繰り返し使えますし、乾かすときもそのまま使えるので便利です!

 

ぽっくる
使わなくなったら、そのまま子どもの遊び道具にしてしまってもいいですね♪

 

本当は普通の鍋が100均で売ってるかな?と思い探しにいったのですが…

ダイソーでは330円、ワッツでは550円、セリアでは見当たらず…100円で普通の鍋は手に入らないようでした。

 

ぽっくる
普通の鍋は使い終わったら保管するのに場所とるし、結果的にアルミ鍋が見つかって助かりました!

 

下処理方法2:冷凍

もう一つの方法は「冷凍」すること。

煮沸に比べると時間がかかりますが、鍋も使わないし簡単です。

(個人的なイメージでは、冷凍より煮沸の方が確実な気がしますが…ほとんどの虫は冷凍でも撃退できるようです)

手順

  1. 洗ったドングリをジップロックなどに入れて冷凍庫へ。
  2. 1週間ほど冷凍させておく。
  3. 取り出したら風通しの良い場所でよく乾かす。
  4. 完全に乾いたら完了!

乾かすときの注意点

どちらも処理したあとは風通しの良い場所でしっかり乾かす必要があります。

目安として2,3日程度と書きましたが、ドングリの大きさ、気温や湿度によっても変わってきますので、余裕がある方は長めに日数をとりましょう。

 

というのも、中までしっかり乾いていないと、カビが生えるのです…!

こちらもフォロワーさんから経験談、アドバイスをいただいております。

 

ぽっくる
ここまで頑張ったのに、カビてしまってはもったいない!よく乾かすようにしましょう。

 

 

自然のものだから、長期保存するとなると、なかなか処理が大変ですね…。

そこまでしてドングリ使う必要ある?!と思われそうですが、保育園や幼稚園、子どものいる家庭ではドングリ保存問題、まあまああるのではないでしょうか?笑

 

自然のものは手触りが心地よいですし、工作や手作りおもちゃなど、実はいろいろ使い道もあるんですよね^^

私は今回初めてドングリの煮沸に挑戦しましたが、一番大変なのは「鍋を探すこと」でした(笑)

鍋さえあれば、洗って煮るのは30分もかからず終わります!

 

ぽっくる
製作に使いたいなど、保管を考えている方はぜひ対策してみてくださいね♪

 

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