こんにちは!保育ライターのみいちゃん先生です。
寒い冬が終わると、あたたかな季節がやってきますね。個人的に春がいちばん好きな季節です。
今回は、春の製作にぴったり!折り紙のじゃばら折りを使ったちょうちょをご紹介します。
準備するものは折り紙だけ!
折り方もじゃばらに折っていくだけでむずかしくありません。保育園や幼稚園ではもちろん、ベビーシッターさんにもおすすめです。
完成した後は壁面装飾にしたり、たくさんつなげてガーランドのようにしたりと、いろいろな楽しみ方ができますよ。
折り紙の知育効果
ところで、製作でもよく取り入れられる「折り紙」には、一体どのような効果があるのでしょうか?
折り紙はただ楽しいだけでなく、脳の発達が盛んな幼児期こそ身につけておきたい、さまざまな力を養うことができると言われています。
具体的にどんな知育効果があるのか、少しだけご紹介すると…
- 「手先の器用さ」が養われる。
- 指先を動かすことで、脳が刺激され、脳の活性化につながる。
- 目標に向かってやり遂げる力や集中力、根気が身につく。
- 図形センスや空間認識能力が身につく。
- 折った後の形や完成図を「想像する力」や自分なりに工夫する「創造力」が身につく。
- さまざまな色に触れることで「色彩感覚」が養われる。
- 折り図を読み解いていくことで「思考力」「読解力」が育まれる。
ざっと挙げただけでも、これだけの知育効果が…!!
楽しみながら無意識にこれらの力を身につけることができるなんて、ちょっと驚きですよね。
しかも折り紙は100均で手に入れることができます。コスパも最高です!
折り紙はいちばん身近で最高な知育玩具ではないでしょうか。
年齢の目安
ねらいの例
- 春の虫や花などの自然に興味を持つ。
- 手先の器用さや集中力を養う。
- 見本を真似しながらおこない、完成を想像する力を養う。
材料と準備
折り紙1枚だけ!
作り方
1、折り紙を三角に折る。
2、下の部分を1㎝ほど上に向かって折る。
3、裏返し、②で折った幅に合わせて折る。
4、さらに裏返し、同じ幅で折る。③④を繰り返す。
5、最後まで折るとこのようになります。
6、ギザギザが外側にくるように半分に折る。
7、開いて形を整えたら完成!
製作のアレンジやポイント
- ちょうちょの中央を折り、羽の部分をしっかり広げると形が崩れにくいです。
- モールや毛糸で触角をつけても可愛らしいですよ。
- たくさんちょうちょをつなげて、ガーランドにして飾るのもいいですね。
- じゃばらに折る幅を細くすると、羽が細かいちょうちょになります。
- 和風の千代紙や模様がある折り紙で作ると、また雰囲気が変わって素敵です。
- じゃばらに折る幅がむずかしいときは、保育者が目安になるような印をつけてあげるとわかりやすくなります。
- なかなか同じ幅で折るのがむずかしい子には、保育者が一緒に教えながら取り組んでいくのもいいですね。
いかかでしたか?
今回は折り紙で簡単にできるちょうちょをご紹介しました。
折り方を覚えてしまえば時間もかからずにできるので、設定活動以外の時間や、ちょっとした空き時間にもおすすめです。
春にぴったりのちょうちょ製作。まだまだ寒い日が続きますが、暖かい春がくるのを待ちながら作ってみてくださいね。
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