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パラバルーンの技一覧 ー動きと名前をイラストつきで解説♪指導ポイントもー

更新日:

こんにちは!ぽっくる先生(@2525pokkuru)です。

 

保育現場での遊びに使えて、運動会の出し物としても注目されている『パラバルーン』

今回は実践編として、パラバルーンを使った技一覧&動きのポイントをイラストつきで解説します!

 

ぽっくる
注目されている割に、指導書が少ないので、現場の先生としてはけっこう苦戦しますよね…。

 

私も保育園の4歳児クラスの出し物として、運動会で実践したことがあるので、経験をもとに指導のコツなどお伝えしていきます。

最後に動画もあるので、イラストとあわせて動きも確認してみてくださいね。

 

〈以前の記事はこちら♡〉

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波は1番簡単かつ、基本的な動きです。波の動きは、大きく分けて3種類あります。

 

小波

両手でしっかりとパラバルーンを持ち、上下に小刻みに揺らします。

ぽっくる
持って揺らすだけなので、1回で成功させられます。

 

大波

小波の揺れを大きくしたものです。

ぽっくる
動きが大きいとバルーンに引っ張られて手を離しやすいので、しっかり持つように声かけしましょう。

 

横波

小波・大波は上下に揺らしましたが、横波は「右・左・右・左…」と、横に揺らします。

全員同じ方向から始めなくても、勝手に動きがそろっていきます!

「1,2,1,2…」と、かけ声でテンポをあわせると動きが安定しやすいです。

 

  1. パラバルーンを上にあげる
  2. 一気に下まで降ろして両手でおさえる(または上に座る)
  3. 中に空気が入って山のような形になる
ぽっくる
こちらも基本的な動きで、割と簡単にできます。

 

ポイント(コツ)

  • 下に降ろすときは、タイミングをあわせてスピーディーに!
  • 地面と密着するように、両手(おしり)でしっかりとおさえる。
ぽっくる
上手に空気を含んで抜けないようにすると、きれいな山が仕上がります。

 

かくれんぼ

  1. パラバルーンを上にあげる。
  2. 内側に入り込み、バルーンを背中側から降ろしてバルーン上に座る。
ぽっくる
最初に動きを説明するのがむずかしいですが、技としての難易度はそこまで高くないです!
成功すると、「おぉー!!!」と歓声が上がりやすい技なので、ぜひ取り入れてみてください。

 

ポイント(コツ)

  • いったんバルーンを高く上げて、空気をしっかり取り込む。
  • すばやく中に入って座る。
  • 内側に入りすぎない。
ぽっくる
子どもたちが中でぶつかってケンカしやすいので、最初に注意しておきましょう(笑)

 

ロケット

  1. パラバルーンを上にあげる。
  2. 両手を上げたまま中央に向かって走る。
ぽっくる
うまく空気を含ませることが、成功のポイント!ふくらまないと残念な見た目になりますw

 

ポイント(コツ)

  • 両手をのばして、しっかり上までバルーンを上げる
  • 上げたあとは素早く中央まで走る
  • 中央に走ったときに、ぶつからないように注意!
  • 戻るときも後ろ向きで素早く!
ぽっくる
後ろ向きで走るのがむずかしい子もいます。普段の遊びで『後ろ向き走り』を取り入れて練習するのもGood!

 

円盤

  1. 右手か左手どちらかでバルーンを持つ(全員同じ手で)
  2. そのまま体全体で横を向き、バルーンを引っ張りながら前方に歩く
  3. バルーンを持っていない方の手も、ピッと伸ばすと見た目がキレイ!
ぽっくる
見た目がきれいな技。曲の途中で取り入れていきましょう!

 

ポイント(コツ)

  • バルーンを引っ張り続けながら歩くこと。たるむと見た目が悪いだけではなく、演技の場所全体がずれる!
  • 子どもたちがすぐに「右・左」を判断できるよう練習しよう
ぽっくる
はじめは右・左がうまく判断できず、子どもたちがあっちこっち向きます(笑)

 

メリーゴーランド

  1. 先生がバルーンの下に素早く入り、中心で両手を上げて軸の役目をする
  2. 先生が軸になるのと同時に、子どもは円盤と同じ動きをする
ぽっくる
『円盤』の中心(バルーンの中)に先生が入るとメリーゴーランドに!まさにその姿はメリーゴーランド(の屋根)。
とても見栄えある技なので、見せ場に持ってくるのがおすすめ!

 

ポイント(コツ)

  • 基本的には円盤と同じ。たるまないよう、引っ張りながら歩くこと
  • 軸となる先生は、高さを出した方がキレイ!しっかり両手を伸ばす
  • 子ども全員がバルーンを引っ張るので、先生はふらつかないように踏ん張るw
ぽっくる
身長がある先生が軸となったほうが見栄えします。背が低い先生が入る場合は、『ラップの芯』を持って高さを出していました!
中に入る先生にはものすごい圧力がかかり、まじでしんどいので注意してください。

 

  1. 2番目に紹介した『山』をつくる
  2. 空気が抜けないよう、あお向けに寝転がる
  3. 両手を上に突き上げ、手のひらをひらひらさせる
ぽっくる
少しレベルアップしますが、完成させられたときの感動は大きい『花』!

 

ポイント(コツ)

  • 空気をうまく含むには、最初の『山』をきれいにつくること
  • 寝転がるときは、両手でバルーンをおさえながら!
  • 外で行う場合、服についた砂が気になると思いますが、払わないように…
ぽっくる
寝転がる向きは、頭が中央でも、頭が外側でも、どちらでもOK!
難易度を上げるなら、中央に向かって前転して、あお向けになることもできます!

 

ちょうちょう

  1. くぼみをつくる2名と、羽根の先を持つ2名(イラストだと左右に立っている子)を決めておく
  2. 羽根の先を固定する2名は動かず、バルーンを引っ張ったまま待機
  3. くぼみをつくる2名は中央に向かってバルーンをたぐりよせていく
  4. ほかの子もバルーンの動きに合わせて、ちょうちょの形をつくっていく
  5. 全員しゃがむ
  6. 中央の子以外、上下にバルーンを動かすとちょうちょの動きに♪
ぽっくる
パラバルーンが『ちょうちょう』の形になります。羽をひらひらさせてもステキ♪

 

ポイント(コツ)

  • バルーンが引っ張られるので、羽根の先を持つ子は動かないよう注意!
  • 羽根を上下に動かすタイミングはみんなで合わせよう

 

花火

こちらは動画で見てみましょう【3分40秒~花火】

  1. 両手でバルーンを持ち、全員でバルーンがややたるむように持つ
  2. バルーンの中央目がけて玉を入れる
  3. バルーンを上にあげ、勢いよく下に向かって下げる(⇐この動き重要)
  4. 玉がポンと上に跳ね上がる

ぽっくる
後半のクライマックスにおすすめの大技、『花火』!小道具で演出すると華やかになりますよ♪

 

ポイント(コツ)

  • バルーンをややたるませて持つことで、玉が中央に寄って、高く跳ね上がる
  • 全員で動きをピッタリ合わせること!
  • 上げたバルーンは勢いよく下げるべし!遅いとうまく上がらない
  • 玉は大人が入れても、子どもが入れてもOK

 

花火玉の作り方

花火玉にはカラーボールがおすすめ。目立つ色で華やかだし、重さもちょうどいいです。

 

さらに、カラーボールにキラキラテープをつけると花火らしさアップ!

約20cm~にカットし、玉1個につき3本くらいつけるとキレイです。

まちがえて粘着テープつきのものを買わないように注意してくださいね!

 

ぽっくる
花火を成功させるには、一つひとつの動きをていねいに行うことが大切です。

 

全体的な指導のポイント

各技の部分でもコツはお伝えしましたが、私が指導してきた中で、特に大切だと感じたことをお伝えします。

はじめは十分に遊ぼう!

とても大きくてカラフルなパラバルーン。はじめて目にした子どもたちは、当然テンションMAX!!!

見たこと・触ったことのないバルーンを手にしたら、バサバサ動かしたり、引っ張ってみたり…とにかく落ち着きません(笑)

ぽっくる
急に技の練習を始めようとしても、なかなか難しい…(笑)

 

まずは子どもたちが満足するまでバルーンを触って、遊んでみましょう!

たくさん動かしてみることで、動かし方のコツやバルーンの動きがわかり、結果的に技を完成させるための力にもなります。

 

バランスよく配置につこう

きれいに技を完成させるには、空気が抜けないようにすることが大切。

そのためには、空気の抜け穴ができないよう、子どもたちが等間隔に並べるようにしましょう。

ぽっくる
はじめに手を広げたり、手をつないで等間隔になる練習をするのがおすすめ!

 

みんなで息を合わせよう

パラバルーンの醍醐味といえば、みんなで力をあわせて一つの作品をつくりあげること。

みんなでタイミングを合わせる方法

  • カウントをとりやすい曲を選ぶ
  • 先生がかけ声をしたり、ホイッスルを使用する
  • 子どもたちがカウントをとる
ぽっくる
バルーンを動かすタイミングが成功させるポイントです。

 

アレンジいろいろ

パラバルーンの楽しさは、アレンジが無限大であること!

曲とバルーンの組み合わせ方も自由、ダンス組体操とあわせて一つの作品をつくることもできます。

ぽっくる
何か競技のテーマを決めて取り組んでみてもいいですね♡

 

パラバルーンの曲選び

パラバルーンを行うには、テンポをとりやすい曲を選ぶのがオススメ♪

2018年の子どもに人気の曲一覧をまとめたので、こちらも参考にどうぞ!

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以上、私の指導経験からの、パラバルーンの技と指導ポイントまとめでした。

演技をしている子どもたちは、なかなかパラバルーンの全体像がつかめないので、動画に撮ってみんなで見てみるのもいいですよ♪

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この記事を書いた人

ぽっくる先生

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