保育士ぽっくる先生の”保育の知恵袋”

保育士・幼稚園の先生・実習生向けの情報を発信♪実習・制作・就活・転職・お役立ちグッズなど、仕事もプライベートもHAPPYになる情報をお届け!

0歳児 1歳児 2歳児 おたより例文(月・年齢別) 3歳児(年少) 4歳児(年中) 5歳児(年長)

11月おたより・クラスだより文例―書き出し/子どもの姿/締めの挨拶【年齢別】

投稿日:

こんにちは。保育園勤務経験16年のライター平あかりです。この記事では現場経験とライターの知識を生かした、クラスだよりの文例とクラス作りのヒントをご紹介しています。

記事を読むとすぐに活かせる!11月のおたより例文(書き出し/子どもの姿/締めの挨拶)と、11月の保育のポイントがわかります。

ぜひあなたの保育に活用してくださいね。

11月の保育のポイント

11月のポイントは「自分で気づけるような声かけをしよう」

運動会も終わり様々な感情を味わった子どもたち。やりきった達成感、思うようにならなかった悔しさなどを乗り越え、心の成長がみられるのではないでしょうか。

運動会は保育士さんの号令や声かけで動く場面が多かったと思います。11月は自分たちで気づき動けるよう、見守る時間を持つよう心がけましょう。

0歳児、1歳児、2歳児の場合、いつも保育士が先回りして、「園庭行くよー帽子と靴とってきてー」と言うのではなく「お外行こうか?何がいるかな?」と声をかけ、帽子や靴がいることに気づくような声かけもいいですね。

3歳児、4歳児、5歳児は遊びの前に「遊ぶ時間おしまい。お部屋に入りましょう。」ではなく「今から○分まで外で遊ぶよ。時計を見て気づいたら友だちにも教えてね。」と伝えると、自発的に時計を意識し、行動する子が出てきます。

忙しい毎日で毎回は難しいかもしれませんが、保育士の号令で動く子になっていないか意識してくださいね

「先生が言うから」ではなく「自分で気づき行動する」を促せるよう声かけを工夫したり、見守りをしたりしていきましょう。

 

11月のおたより文例

11月のおたより文例をご紹介します。季節を感じる文+全体的な子どもの様子を伝えるといいでしょう。

書き出し文例(5例)

  • 日が暮れるのが早くなり、秋の深まりを感じるようになりましたね。夕暮れになると少し寂しそうにする子どももいます。そんなときはギュッと抱きしめるようにしていますよ。
  • 散歩に行くと、足元に枯れ葉が舞い落ちる季節になりました。歩くたびにカサカサという音を楽しみながら歩いていますよ。
  • 朝晩肌寒さを感じるようになってきましたね。日中で寒暖の差があるときは、重ね着をして温度調節をしていきます。
  • 温かい食べ物が恋しくなる季節ですね。給食を食べるときに、友だち同士で声をかけて「ふーふー」と冷ます姿がほほえましいです。
  • 街の飾りもハロウィンのオレンジ系からクリスマスの緑や赤色に変わってきましたね。子どもたちは散歩中にいち早く気づいて教えてくれますよ。

子どもの姿文例

0歳児

  • 落ち葉を踏むとカサカサする音に興味津々。長い距離を歩く子が増えてきましたよ。
  • 給食やおやつのときに、誰かが机をトントン叩くと皆がマネして机の太鼓たたきが始まります。言葉がなくても、友だち同士のつながりを感じる一コマです。

1歳児・2歳児

  • 散歩や園庭で風に舞う落ち葉を追いかける姿が見られます。まるで落ち葉と追いかけっこしているみたいですよ。
  • どんぐりや落ち葉拾いがブームの〇〇ぐみ。散歩に出てビニール袋を渡すと袋がいっぱいになるまで集める子もいますよ。

3歳児・4歳児

  • 砂場で落ち葉や木の実を使い、ケーキやごはん作りを楽しんでいます。秋の自然に触れ、イメージする感性が育まれていますよ。
  • 遠足に出かける日をカレンダーに書くと、毎日カレンダーを見る習慣ができました。公園では秋を感じながら思いっきり遊びたいと考えています。

5歳児

  • 小学校に就学前健診に行く時期になりました。小学校へ通うのを楽しみにしている様子が伝わってきます。
  • ドッジボールを楽しむ子が増えてきました。担任がいなくてもルールを守り、守れない子には優しくさとす姿がみられます。

締めの挨拶文

  • 朝晩は冷え込むようになりました。衣服を調節して風邪をひかないようにしましょう。
  • 日が落ちるのが早くなりました。忙しい毎日ですが、帰り道に空を見上げ、お子さんと月や星を楽しむ時間を持てるといいですね。
  • 秋の夕暮れは大人も子どもも、かなしい気持ちになりやすいですね。手をつないだり抱っこしたり、スキンシップを多めにして肌の温もりを伝えていきましょう。

 

冬の衣服で気をつけたいこと

寒くなると防寒着を持ってくるよう保護者にお願いする園も多いでしょう。防寒着は、ひも、フードのない軽くて動きやすいものが理想です。保護者に伝えるときは、分かりやすく伝えるように意識してください。

防寒着準備のお願い文例

いつも保育へのご理解ご協力ありがとうございます。園庭や散歩に出るときに寒くなってきましたね。園に置いておく防寒着の準備をお願いいたします。

防寒着は子どもが動きやすく、事故のないよう下記の点に注意してください。
・ひもがついていないもの
・フードがついていないもの
・軽く動きやすいもの

必ず分かりやすいところに、名前を書いてください。
○日までに準備して頂き、ロッカーの上のカゴに入れてくださいね。
ご協力よろしくお願いいたします。

まとめ

11月は運動会も終わり、ほっとひと息つく保育士さんも多いでしょう。気候もいいので少し遠出の散歩に出かけるのもいいですね。子どもたちとたくさん遊び、行事のない日常の保育を楽しんでくださいね。

この記事を書いた人

平 あかり(すぎちゃん)

複数園でトータル17年勤務。45歳からフリーランス。現在はベビーシッター&料理代行&webライターで活動中。何歳からでも生き方は変えられますよ。

アドセンス レスポンシブ




アドセンス レスポンシブ




関連コンテンツユニット

就活・転職活動前にチェック!

1

保育士の転職ではサポートとして頼りになる転職サイトを利用するのがおすすめです。 初めての転職でも保育士に特化したプロによるサポートを受けられ ...

-0歳児, 1歳児, 2歳児, おたより例文(月・年齢別), 3歳児(年少), 4歳児(年中), 5歳児(年長)

Copyright© 保育士ぽっくる先生の”保育の知恵袋” , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.