こんにちは!保育ライターのみいちゃん先生です。
もうすぐ暑い夏がやってきますね。そんな夏の食べ物といえば、冷たくて美味しい…そう!かき氷!お祭りにも欠かせません!
暑ーい夏に冷たいかき氷の組み合わせは、子どもも大人も大好きなのではないでしょうか。
今回は、にじみ絵を使った夏にぴったりなかき氷の製作をご紹介します。
子どもたちそれぞれが好きな色を使って、好きな味のかき氷を作ることができますよ。
立体的で本物みたいなかき氷は、製作したあとお店屋さんごっこをしても楽しめます。
ちなみに、にじみ絵はもともとシュタイナー教育に取り入れられている絵画教育法だそうです。
美しく透明感のある色を使い、その変化を楽しむことは、子どもの心と身体がのびやかに発達するために最適とされています。
おすすめ年齢
ねらいの例
- 色が広がって変化していく様子や、混ざりあう面白さを感じる。
- いろんな色を楽しむことで色彩感覚を養う。
- 季節ならではの食べ物に興味を持つ。
- 道具を使うことで描くことへの意欲を育む。
材料
- 半紙(コーヒーフィルター、キッチンペーパーでも代用できます)
- 水性ペン
- 筆
- 紙コップ
- はさみ
- ビニールシート(机の汚れ防止のため)
作り方
1、半紙を4分の1に切る。
2、切った半紙を半分に折り、折り目側を上にして水性ペンで色をつける。
※この時、半紙を軽くもんでおくとできあがりがふわっと柔らかい雰囲気になります。
※色をつけるのは上から半分くらいのところまでにしておくのがポイント。余白があることで、仕上がりがよりかき氷らしくなります。
3、水を含ませた筆でにじませる。
※ビニールシートなどの上でおこなうとテーブルが汚れません。ポンポンと上から軽く筆を置くようにすると、きれいににじんでいきます。
4、乾いたら半紙を広げる。
5、残っている半紙を丸めて、ふんわり包んでいきます。
※中に包む半紙のサイズは、紙コップの大きさによって調整してください。写真は4分の1くらいです
6、紙コップの中に丸めた半紙を1枚入れる。
7、⑤をかぶせて形を整えたら完成!
遊び方
- かき氷を並べて飾ると涼しげな雰囲気になりますね。子どもたちの作品をたくさん並べて保育室をかき氷屋さんにしてしまいましょう。
- かき氷屋さんとお客さんに分かれてのごっこ遊びも楽しめます。夏祭りごっこにもピッタリ!
製作(遊び方)のアレンジやポイント
- 「何味のかき氷にする?」「美味しそうな色だね」と子どもたちと話しながら進めていくと想像も広がります。
- シロップになる水性ペンは、複数色使うとカラフルなかき氷になります。グラデーションになったり、色が混ざる様子も楽しいですよ。(重ねすぎると、にごった色になってしまうので注意です)
- 紙コップに何味かを書いたり、シールやマスキングテープで装飾しても個性が出ますね。
- 画用紙でトッピングのフルーツなどを作ってのせれば、ちょっと豪華にパフェ風にもアレンジできます。
- 自分で筆を持ってにじませることが難しい未満児さんは、保育者が霧吹きでにじませてもOK!にじんでいく様子を観察して楽しみましょう。
いかがでしたか?夏にピッタリなにじみ絵のかき氷製作をご紹介しました。
水をつけることで色が広がるにじみ絵の面白さや不思議さに触れながら、アレンジ次第でお店屋さんごっこにも発展していくこともできて、子どもたちの想像力や発想力も広がります。
夏の雰囲気をたっぷりと味わうことができるかき氷、ぜひ作ってみてくださいね。
この記事を書いた人
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