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7月 製作いろいろ 七夕 子どもと環境問題

クールアース・デー!子どもへの伝え方と手作りランプ製作

更新日:

みなさん、こんにちは!保育×環境の発信をしているかのんです。

7月7日の行事といえば七夕。

小さい頃、7日に雨が降っていると「織姫様と彦星様は会えないのかな…」なんて考えていたわたし。
晴れることを願いながら、教室の窓から見ていた景色を、今も忘れられないままでいます。

織姫様と彦星様が再会できるよう、晴れることを願っていたなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな7月7日。実は七夕だけでなく、クールアース・デーと呼ばれている日でもあるのです。

今回は、クールアース・デーがどういう日であるのか、どのようなことを意識する日であるのか、そんな日に使うことのできる手作りランプをご紹介していきます。

クールアース・デーとは?

ひと言で言うと『地球のことを想う日』

実際には『地球環境について考える日』として、2008年に地球温暖化対策推進本部において制定されました。

”脱炭素社会”を目指し、みんなが取り組んでいけることのきっかけを作ろうという日になります。

 

こういった言葉は、大人でさえも難しい…と感じがち。子どもたちと話すときには、

”○○ちゃんが住むこの地球のことを、優しい気持ちで考えてみよう^^”

などと言い方を変えてみても良いかもしれません。

 

低炭素社会とは?

なんとなくはわかるけど、どういう意味?脱炭素社会とどう違うのだろう?

似たような言葉があり、よくわからないという方もいるかと思います。

二酸化炭素の排出が”少ない”社会のことを”低炭素社会”
二酸化炭素の排出を”ゼロにする”ことを目的とした社会のことを”脱炭素社会”といいます。

 

地球温暖化を進めてしまっていることの一つとして、二酸化炭素の排出量が問題となっていますが、私たちは何をしたら良いのでしょうか?

具体的な行動を提案している『COOL CHOICE』
HP → https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/sp/index.html

 

どんなことをする日なの?

クールアース・デーという日が、”地球環境のことを考える日”であることは、わかっていただけたかと思います。

それでは、私たちは子どもたちと一緒に地球を想い、考え、どのようなことができるのでしょうか。

それは、優しい気持ちを持って毎日を過ごしていくこと。

ただただ、それだけ。それだけなのです。そのことが結果的に、二酸化炭素(CO2)を減らすことに繋がっていくのです。

食事を食べ残さないことは、ご飯を作ってくれた人を想うこと。野菜を育ててくれた人を想うこと。

ファッション

持っている洋服を大切にすることは、洋服を作ってくれた人を想うこと。もの自体を大切にするということ。

成長が早く、買い替えの多い子どもの洋服選び。新しい洋服を買っても、数回着て着れなくなってしまったなんてこともありますよね。

そんな時は…こちらの記事を参考にしてみてください○

 

馴染みのない言葉が多いことで、知ることを諦めてしまったり、自分に何ができるのだろうという疑問が出てくるかと思いますが、普段の生活の中で、二酸化炭素を減らすことは、実は”思いやり””想像力”を働かせることだったりします。

 

子どもへの伝え方

子どもたちには、未来に希望を持ってもらいたい。

希望を持てる世界にしていくためには、大人の行動や言動がとても大事になってきますよね。

「地球が危ないんだよ」
「このままじゃ地球に住めなくなっちゃうよ」

このような言葉では、不安を煽ってしまいかねません。

 

現実を知ることは大切なこと。

しかし、このような言葉を子どもたちに投げかける必要はないのではないかと、個人的には感じています。

冒頭でも触れさせていただきましたが、

「大好きな家族や、お友達とたくさん遊んで過ごしているこの場所を残すために、何ができるかみんなで考えてみよう^^?」

というように、嘘ではない伝え方で、日常的に子どもたちとの会話に盛り込み、楽しく、プラスに考えていけたら良いですね。

 

子どもに伝えることは大事なことですが、そのこと以上に、”大人が行動している姿を見せること”が大切です。だって、そばにいる大人がみんなにとっての鏡だから♪

 

電気の代わりにキャンドルを灯そう

電気の消費を減らすため、クールアース・デーである7月7日の夜は電気を消し、キャンドルを灯して過ごそうと言った運動もあります。

 

→過去、日本各地で行われたライトダウン

  • 北海道 さっぽろテレビ塔 など
  • 東京 東京駅、東京スカイツリー、東京タワーなど
  • 神奈川 よこはまコスモワールド
  • 大阪 大坂城 通天閣など

など、全国各地で行われています。

『COOL CHOICE』HP
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolearthday/about/

 

「幼稚園や保育園、施設や会社の電力消費を抑えるためにも、残業などせずに帰りましょう!」

そんなひと言や、このような行動の一つが、子どもたちの未来に繋がる一歩です^^ぜひ、職場の方にこちらの記事を見せ、ご提案してみてくださいね!

おすすめのキャンドルはこちら↓

【蝋空間アーティスト】ミナイさんインタビュー記事

 

手作りランプ製作

環境に配慮し、出来るだけ少ない材料で行う、シンプルな製作です。

材料

  • 枝や流木(割り箸などではなく自然物を使用することで資源を減らすことに繋がります)
  • 和紙や再生紙などの紙(購入する前に、ご自宅にないか確認してみましょう)
  • ハサミ
  • ボンド
  • ランプ
ひとりひとり個人差があるため対象年齢などはありません。破れやすい紙と、ハサミを使用する点を踏まえて、様々な年齢で試してみてくださいね◎

 

作り方

①和紙や再生紙を折り、好きな切り込みを入れていく。ハサミが難しい年齢の子の場合はクレヨンなどで絵を描く

 

②枝や流木は下を揃えて並べ、等間隔でボンドで貼り付ける

 

③最後の部分は立ててから貼り付け、中にランプを置き、灯りをつけて完成!


 

ランプ(キャンドル)は以下のようなものを使用しています!

電池式で実際に火をつけるわけではないので、安心です。100円ショップでも購入できますよ♪

 

最後に

保育の中で、この日はどういう日であるのかと子どもたちと考えたり、行事に向けて製作を行うことがあるかと思います。

今年は、クールアース・デーについて子どもたちに問いかけ、一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

忙しい毎日の中で、地球のことを考え続けることは難しいかもしれません。きっかけとなる日に、少しだけでも、地球のことを考えてみませんか^^

 

そして何よりも、自分自身の心の声を大切に。

現実と向き合うと、やらなくちゃ…行動しなきゃ…と思ってしまいがちですが、無理をする必要はないんですよね^^

無理のない程度に、できることを見つけていきましょう。

読んでくださった皆さんが7月7日だけでなく、毎日を心穏やかに、あたたかい気持ちで過ごせますように…♡

 

この記事を書いた人

フリーのベビーシッターをしながら楽しく環境活動に取り組む。“ワクワクドキドキでいっぱいな今と未来をこどもたちに”をテーマに活動中。

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