クリスマス絵本ー２歳児の読み聞かせにおすすめの６冊ー

年に一度の大イベント、クリスマス！大人も子どももワクワクする季節がやってきましたね。

クリスマスが待ち遠しくなったり、より楽しむことが出来る絵本もたくさん出ています。

今回はその中から、12月に楽しめる２歳児におすすめのクリスマス絵本を６冊ご紹介します！

 

スポンサーリンク

２歳児の絵本選びのポイント

使える言葉がどんどん増え、意思表示をするようになったり、身の回りのことを少しずつ自分でやりたい気持ちが出てくる時期ですね。

観察力や想像力もついてきて、簡単なストーリーも楽しめるようになります。

 

この時期の絵本選びのポイントとして、同じような展開が繰り返されている内容や、イラスト・言葉の響き・ストーリーなど子どもたちの興味に沿って選ぶと、集中して聞き入ってくれますよ。

絵本を通して簡単な会話をしたり、真似をしてみたり、発見したり。

いろいろなことを知るきっかけ作りや考え方の選択肢を増やしてあげることにも絵本は役立ちます。

 

 

それでは、おすすめ６冊のご紹介です！

まどからのおくりもの / 作･絵　五味太郎

あらすじ

サンタクロースさんが空からやってきて、みんなのおうちへプレゼントを届けます。

窓の外から見える中の様子で誰の家なのかを推測して「ここは○○のおうち」とプレゼントを投げ入れます。

ところが、このサンタさん、なんだかちょっとあわてんぼう！？サンタさんに見えた様子と、家の中の様子はだいぶ違うみたい…それでも最後はみんな大満足。

ページをめくるたびに楽しい事件が巻き起こるストーリー。

 

おすすめポイント

絵本の中で実際に窓の部分がくりぬいてあり、ページをめくると部屋の中の意外な様子が見れるしかけ絵本。

あわてんぼうのサンタさんが繰り返しプレゼントを間違える様子に、子どもたちも笑ったり、「○○だよ！」と正しい答えを叫んだりと夢中になって楽しめる一冊です。

 

 

サンタのおまじない / 作･絵　菊池清

あらすじ

クリスマスイブにサンタさんから届いたプレゼントは、けんちゃんの嫌いな野菜！

しかし、サンタさんからの手紙にあった通りに「いち、にい、サンタ！」とおまじないを唱えると、ハサミが現れてチョキチョキチョキ…野菜が次々と変身します。

次はどの野菜がどんなものに変身するんだろう？子どもも大人もワクワクする切り絵の絵本です。

 

おすすめポイント

「いち、にい、サンタ」のおまじないを唱える部分は、本当に自分がおまじないをかけた気分を味わえます。

ぜひ子どもと一緒に繰り返し唱えて、楽しんでみてください！

あるものが切り絵によって別のものに変わるという部分もおもしろいので、実際に折り紙や画用紙で作ってみたり、パネルシアターやクリスマスの出し物としても応用できますね。

 

 

クリスマスのおばけ / 作･絵　せなけいこ

あらすじ

うれしい、うれしいクリスマス。子どもには素敵なクリスマスツリー、幼稚園ではおゆうぎ会。サンタさんがプレゼントも届けてくれます。

じゃあ、クリスマスの日、おばけのこどもはどうしているのかな？おばけちゃんには、何をしてあげようか…？

女の子が心配してじゅんびをした、おばけのこどものクリスマス。いったいおばけは何をもらったのかな？おばけのこどもを思いやる女の子の、かわいくてたのしいストーリー。

 

おすすめポイント

子どもだけでなく、大人にも大人気の“せなけいこ”さんの作品。

子どもの発想や言葉が可愛らしく、少ないセリフでテンポよく展開していきます。

「おばけちゃんのクリスマスはどんなものかな？」「おばけちゃんはどんなプレゼントがほしいのかな？」と子どもたちと一緒に考えたり、問いかけながら読み聞かせると、より絵本の世界に入り込むこともできておもしろいですよ！

 

 

ノンタン！サンタクロースだよ / 作･絵　キヨノサチコ

あらすじ

ノンタンは、サンタクロースにプレゼントを頼みに出かけました。

すると、空いっぱいに飛びかうサンタクロースたち。ノンタンのプレゼントは、ねこサンタが持っているようです。うさぎサンタ、くまサンタはいるけど、ねこサンタはどこ？

なかなかねこサンタは見つからず、とうとう疲れて眠ってしまいました…すると？ノンタンにプレゼントが届くのか、ドキドキワクワクさせてくれるストーリー。

 

おすすめポイント

子どもたちに大人気のキャラクターのノンタン！ノンタンがサンタクロースを探しているときに、たくさんの動物サンタが出てくる場面は、この絵本の見どころです。

「ノンタンのサンタさんはどこにいるのかな？」「○○もお空を飛んでいるよ」などと子どもたちと一緒にいろいろな動物やキャラクターを探すのが楽しい一冊！

 

ねずみくんのクリスマス / 作:なかえ　よしを　絵:上野紀子

あらすじ

ねずみくんがうれしそうにモミの木を抱えてやってきました。すると、動物たちが次々とあらわれて、ねずみくんが飾り付けたツリーを「ちいさい　ちいさい」と笑って、自分のツリーを自慢げに見せて、いばるのです。

そこへ登場したねみちゃん。ねずみくんよりさらに小さいツリーにみんな大笑いしますが、実はすてきなケーキの飾りだったのです！

ねみちゃんにみんなでお礼をしようと考えたこととは…？可愛くてゆかいな仲間たちの、心温まるストーリー。

 

おすすめポイント

繰り返しのセリフや動物たちの笑い声など、読み聞かせをしていてもわかりやすく盛り上がる一冊です。

それぞれのツリーに飾られている、足の形の靴下は「これはだれの靴下かな？」と一緒に見つけたり、考えるのも楽しいですね！

最後は大きなしかけのページとなっているので、最後までワクワクする絵本です。

 

 

おたすけこびとのクリスマス / 文:なかがわちひろ　絵:コヨセ・ジュンジ

あらすじ

クリスマスの前の夜。大切なしごとを頼まれたこびとたちは、はたらくくるまに乗り込んで、夜の街をいざ出動！大型トラックやクレーン車、ブルドーザーやロードローラーなど、たくさんのくるまが登場します。

さて、どこへいくのかな？そして大切なしごとを頼んだ人は…？

ハラハラドキドキしながらも見事な手順で仕事をこなしていくこびとたちのストーリー。

 

おすすめポイント

こびと目線のイラストがあったり、色も鮮やかで画面のすみずみまで楽しめる絵本です。はたらくくるま好きの子もそうでない子も、一緒に楽しめる一冊ですよ。

こびとたちの服装や表情や髪形も様々なので、「どんなこびとがいるかな？」など問いかけながら読み聞かせをするのも楽しいですね。

表表紙、裏表紙もひとつの場面になっているので、最後に子どもたちと一緒に眺めてみると、より絵本の世界を楽しめます。

 

 

絵本には、クリスマスにちなんだものが描かれていたり、サンタクロースがプレゼントを運んでくれたりと、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれる作品がたくさんありますね。

クリスマスってなんだろう？という話の導入や、クリスマス製作の導入としてもおすすめです。

 

 

 

クリスマスおすすめ記事

クリスマス製作や、子ども向けクリスマスソングもご紹介しています♪