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それでは、実習日誌の各項目ごとの書き方について見ていきましょう♪
クラス/子どもの人数/担任名/ねらい
自分で考えることではありませんので、実習に入ったクラスの先生に忘れずに聞くようにしましょう。ねらいの意図などを、自分で考えた上で質問をするのもいいと思います。
目標
自分のその日の目標です。学びたいことや頑張りたいことなど書きましょう。
実習の後半では、「多くの子どもたちと関わる」などではなく「保育者の関わりの意図を知る」など、もっと踏み込んだ目標を立てるといいですよ☆
時間
活動が切り替わったときの、だいたいの時刻を記入します。意外と忘れてしまうので、実習中にささっとメモをとっておくと、あとから日誌を書くときに役立ちます。
活動
朝の会、製作、遊び、昼食、午睡など、どのような活動をしたのか記入します。
何気ない関わりの中にも保育者の意図や配慮が含まれています。見逃さないよう、子どもたちと関わりながら様子を見ましょう。
環境構成
保育士や子どもの位置、机やイス、教材の配置、準備物など、図や簡単な言葉で記入します。図を書くときは、定規を使い丁寧に書けると良いですね。
子どもの動き
子どもの活動中の動きを記入します。ポイントとして、より具体的な子どもの姿を書くようにしましょう。
例えば昼食時の日誌を書くとしたら…
・食事の準備をする。
・挨拶をする。
・食事をする。
・片付ける。
だけではなく、
・コップとお箸を出して食事の準備をする。
・なかなか準備が進まない子がいる。
・当番が前に出て挨拶をする。
・食事をする。
・苦手な野菜を残す子がいる。
・食事が終わった子から片付ける。などなど、
より具体的に個々の子どもの姿も書けると、「よく見ているな」と思いますし、自分が責任実習をするときにも役立ちますよ。
実習生の動き
自分がその活動中、どのような動きをしていたか書きましょう。
何もせずボーっと立っているだけでは書けません!先生の手伝いをしたり、子どもに声かけ・働きかけをしたりしましょう。
〈例〉
・机とイスを出す
・お茶を配る
・「○○しようね」と子どもに声かけをする など
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保育者の動き
先生の動きを書きましょう。保育者は全ての言葉かけ・行動に意図を持って行っています。
できるだけ細かく見て書きましょう!
製作活動の場面で言えば、
・教材や道具をどのように配置しているか?
・どのようなことに注意しているか?
・どのように説明しているか?
・製作を進める手順はどのようにしているか?
・どのような子に個別対応しているか?
1つの活動をとってもさまざまな声かけ、動きをしているはずです。よく注目して見てくださいね♪
ちなみに実習生の動きと保育士の動きは同じ欄に書くこともあるので、
○→保育者の動き
●→実習生の動き
のように、記号で分けて書くとわかりやすいです。
感想/反省
1日実習をして感じたことや気づいたこと、疑問に思ったこと、嬉しかったこと、困ったこと、もっと○○できれば良かった、明日は○○したい…など、感じたことや反省点を具体的に書きましょう。
実習でクタクタに疲れたあと待ち受けている日誌…本当に辛いですよね!
書くときに困らないように、実習の合間にササッとメモをとったり、ポイントを押さえて要領良く進めていきましょうね!
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