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部分実習【4歳児の指導案】導入~指導ポイントまで!活動例4つを紹介♪

更新日:

保育学生さんにとってドキドキの保育実習…

2回目の実習や、数週間の実習だと、”部分実習”を行うこともありますよね。

 

各年齢の子どもの発達や、保育園の様子がわからないと、「部分実習って何したらいいかわからない!」と困ってしまうこともあるかと思います。

そこで、今回は保育士あーみ先生に、4歳児(年中)が楽しめる活動を4つ紹介していただきました!

導入やねらいの例も掲載していますので、参考にしながら指導案の内容を考えていきましょう。

 

ぽっくる
このページで紹介している活動を丸写しするのではなく、調べたり自分の頭で考えたりすることが大切です。

 

活動時間は、導入から約15分~30分くらいで行える内容になっています。

「どんな活動をしたらいいか全然わからない!」という方は、こちらの記事も読んでみてくださいね。

「部分実習の内容(活動)、何したらいいかわからない!」【実習生からの相談】

こんにちは!ぽっくる先生(@2525pokkuru)です。   もうすぐ実習がはじまる学生さん、すでに実習中の学生さんも…、保育実 ...

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はんかち落とし

集団あそびも子どもたちで楽しむ事ができるようになる4歳児。昔からあるハンカチ落としでどんな事が想定できるのか、ご紹介していきますね!

ルール

  • 鬼を1人決める
  • 鬼以外は円になり中心を向いて座る。
    (その時、正座座り、体育座り、など座り方を決めておくのも良い)
  • 座っている人は手を後ろに出し、ハンカチをキャッチできるようにする。
  • 鬼は円の外側を走り、好きなタイミングで手の上にハンカチを落とす。
  • ハンカチを落とされた人は立ち上がり鬼を追いかける(円の周りを1周)
  • ハンカチを落とされた人の場所までタッチされなかったら、その空いている場所に座る。
    (もしタッチされたらもう一度鬼をやる)

 

導入の例

ハンカチを揺らしたり上へ投げたりして注目できるようにします。

このハンカチは魔法が使えます!と言ってもおもしろい♪

 

ペンギンやネズミをつくったり、いろいろなものに変身できることを目の前でやってみましょう。

おすすめはバナナ!わかりやすいし「あーん」とやると嬉しそうにむしゃむしゃ食べてくれます。
ハンカチ遊び10選(他サイトへとびます)

 

ある程度楽しんだあとに、この魔法のハンカチを持った人は足が早くなれるんです。。などなどオリジナルストーリーを作ってもok!

魔法のハンカチを使ってもう1つ楽しいゲームができます。みんなでやってみよう~!

などと声をかけてみましょう。集中した状態でゲームを始めることができますよ!

 

ねらいの例

  • 遊びの中にルールがある事を知り、守って遊ぼうとする
  • 走る、止まるなどの動きを取り入れ室内でも身体を動かす
  • 集中して遊びに参加をし楽しむ

 

指導アドバイス

”円になる”というのは子どもたちだけでは難しいこともあります。

子どもたちと一緒に手を繋ぎスキンシップを取りながら円を作ってみましょう。

 

「おおきくなーれー♪」など、楽しい雰囲気の言葉をかけながら作るのも良いですよ!

 

他にも、

  • 靴下の園なら裸足になる。(転倒防止)
  • ハンカチを落とされた人はどっち向きで走るのか。(正面衝突しないように)
  • 鬼が走る時間を決めるのもアリですね。(永遠に走りたがる子もいます。笑)
  • 座る姿勢や目をつぶるなどルールを増やしてみてもいいでしょう!
  • 円を作った時に周りに危ないものがないか、事前に環境設定ができると安全に遊べますね!

 

宝探しゲーム

外でも中でもできるゲーム、宝探し!友だちと協力する事ができるようになり、知恵もついているので隠す方もドキドキしますよ。

遊び方

  • 事前に宝物を隠しておく。
  • 探す時間を決め、自由に探す。
  • 見つけたらお宝がもらえる、または勝ち。

チーム戦にして3個見つけたチームはお宝ゲット、3回戦やって1番多くお宝を見つけた人(チーム)が勝ちなどのルールにしてもおもしろいです。

※お宝としてあげてもいいのかは事前に確認した方がいいでしょう。あげなくても見つけただけで子どもたちは喜んでくれます!

 

その場だけで楽しむのも良いですが、お部屋に飾らせてもらうと保護者の目にも止まるので、送迎時の話題にしやすいですよ!

 

導入の例

  • 忍者の手遊び

忍者に変身したつもりでお宝を探すストーリーももオススメです!

忍者の走り方をしたり、オリジナルの忍術を使い始める子がいたり、クスッと笑ってしまうこともありますよ。

 

  • 宝探しの絵本

 

 

読み聞かせではありませんが、部分実習の数日前から置いておき興味をもってもらうのもいいですね。

絵本を見ることで、宝探しのイメージができます。絵本と同じことができると嬉しいですね。

 

ねらいの例

  • 想像をしながら行動をする
  • ワクワク感を感じながらゲームを楽しむ
  • 見つけた時の喜びと達成感を感じる

指導アドバイス

  • 見つけられる子、見つけられない子、取られてしまったと感じる子、いろいろな子どもがいます。対応を事前に想定しておくといいですね。
  • 室内に隠す場合は子どもたちが触ってはいけない場所を確認しておきましょうね。
  • 最初は簡単な場所にして、徐々に難しくしていくと、よりワクワク感が増しますよ!
  • 外に隠す場合は、「ここからすべり台まで」のように範囲を決めておくと、目を離さずにできるので安心です。

【お宝をあげない場合…】
お宝を見つけた人はお名前を呼び、みんなの前に出て拍手~!という時間を作るだけで、子どもたちはとても嬉しそうにします!

 

日誌を書きながらお宝(プレゼント)を作るのは大変です。手間をかけずに子どもたちが楽しめる工夫をするのも大切ですね。

お宝はカラーボール、アルミホイルを丸めた物など、手作りではなくても大丈夫ですよ!

 

 

走らない競争

4歳になると勝ち負けのあるゲームが特に盛り上がります!体を十分に動かし、その後落ち着いて過ごす活動をしてもいですね。

しっかりと体を使い、盛り上がる「走らない競争」をご紹介します!

遊び方

  • チーム分けをする
    (1チーム多くて10人ぐらいがやりやすい)
  • 1列になり、先頭の人は立って、うしろの人は座って準備
  • 先頭はうつぶせになり、スタートの合図ですすむ(ほふく前進)
  • 壁をタッチして戻る
  • 次の人にタッチして後ろに並ぶ
  • タッチされた人は同じようにほふく前進で進む

※ほふく前進の他に手押し車、ハイハイ、転がる、お尻歩きなど、走る意外なら何でもOK!

人数やクラスの発達を見て内容を変えやすいゲームです。

 

導入の例

身体を動かす前に大切な準備体操。音楽を使うことで、より楽しく体操ができますよ!

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※普段使っている曲があるかもしれないので確認しておくといいでしょう。

 

ねらいの例

  • 順番を守り、楽しくリレーに参加する
  • 筋肉や関節を使い身体を動かす事を楽しむ
  • 友だちと協力をし活動することを楽しむ

 

指導アドバイス

リレーといえば円形に走るイメージかもしれませんが、カーブを走るというのは実は少し難しいのです。

実習ではまっすぐ走るリレーの方が指導しやすいですよ。

普段のクラスの様子次第ではカーブがあるリレーに変えても楽しめますよ。

 

勝ちたい気持ちが先走って、無意識のうちにスタート位置より前に前に出てしまう子もいます!

子どもたちは意外と見ていて、勝敗が決まったあとに大クレームになることも…(笑)

その都度声をかけたり、見本を見せてからリレーを始めるなど、ルールを守れるような工夫をしておくといいですね!

 

 

マラカス製作

踊る、歌う、が大好きな子どもたち!自分で作った楽器で、より音楽が楽しくなるような活動をしてみてはいかがですか?

材料

  • 紙コップ1人2つ
  • 飾り(折り紙、シール、マジック)
  • 中身(小石、ストロー、ボタンなど)
  • テープ

作り方

  • 紙コップの外側に模様をつける
  • 中に音の出るものを入れる
  • 2つの紙コップをつなげる
    (様子を見て大人がやる方がいいかもしれません)

完成したらみんなで合奏してみましょう!♪

 

導入の例

マラカスに関する絵本の読み聞かせもできます♪

マラカスはどんな音かな?と、想像をふくらませてみるのがポイントですよ!

 

おもちゃのチャチャチャを歌ってみよう♪

製作前に歌ってみるのもいいですね。

「楽器があるともっと楽しいかもしれない!」と、子どもたちが連想できるような声かけをしてみましょう。

 

ねらいの例

  • 自分で作ったものを使って演奏することを楽しむ
  • 音に合わせて楽器を鳴らす
  • 好きな道具を正しく使い、装飾することを楽しむ

指導アドバイス

  • 製作は4歳児には簡単な内容です。選ぶ、工夫する、子どもたちで案を出すなど、4歳児らしい製作時間になるよう考えられるといいですね。
  • お友だちとの貸し借りを楽しみながら製作をしたり、完成図を想像して絵を書いてから製作に取り組むのもいいでしょう。
  • ただ作るだけではなく、その前後も楽しめるような活動にするといいですよ!
  • BGMにマラカスを使いたくなるような曲をかけておくのも、雰囲気作りとしてオススメです。

 

おもちゃのチャチャチャや、普段子どもたちが歌っている曲を流しながら製作を楽しんでみてはいかがですか?

 

 

 

実習で大切なことは、アイディアをそのまま使うことではなく、自分がやってみたいこと・考えたことをを実践し、学びを得ることです。

また、保育で大切なことは、子どもたちの目線で考えること。

実習で入ったクラスの子どもたちのことを考え、「どんな活動をしたら楽しめるかな?」「子どもたちの発達を促せるかな?」と、考えてみてください。

 

ぽっくる
一生懸命考えたこと、学んだこと、失敗や気づきは、現場に出てからも役立つ大切な経験です。

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