こんにちは!幼稚園・保育園勤務歴16年、ベビーシッター歴4年のMasanoです。
だんだん日中の日差しも温かく、春も近づいてきてるなと感じる季節になりました。春の訪れと言えば『桃の節句』。色とりどりの十二単を着た雛人形を「かわいい~!」と、目を輝かせながら眺めている子も、見られることと思います。
今回は、はさみの経験が少ない年齢の子でも『チョッキン』と1回切りで切れる素材を使い、カラフルな模様の背景が可愛らしい、ひなまつり製作をご紹介します。
年齢の目安
ねらいの例
・紙とは違う素材をはさみで切ることを楽しむ。
・自分なりのお雛様をイメージしながら、雛飾りづくりを楽しむ。
・模様にしたい色を考えながら材料を選び、切ったり貼ったりすることを楽しむ。等
材料
【台紙】
・赤画用紙 17㎝×17㎝ 1枚
・白色画用紙 15㎝×15㎝ 1枚
・透明折り紙 10㎝~15㎝×1㎝~1.5㎝幅
☆今回はダイソーの物を使用しています。カラーセロハンより厚みがあり、折り紙と同じような感覚で扱うことができるので、おススメです!
【めびな、おびな】
・色画用紙(顔のパーツ)
・カラーホイル折り紙(冠、烏帽子、扇子、尺)
・千代紙 半円にしたもの 2枚
作り方
【台紙】
1、 透明千代紙をはさみで切る。
2、 赤色画用紙の真ん中に白色画用紙を貼る。
3、 ①で切った透明折り紙を②の白色画用紙に貼っていく。
【めびな、おびな】
1、 半円に切った千代紙の左右を中心に向け、ななめに折る。
2、 顔に髪の毛、冠、烏帽子を貼り、体に貼り付ける。体に尺と扇子を貼る。
3、 顔に目・鼻・口等を描く。
4、 めびなとおびなを、台紙に貼り付ける。
5、 裏から、輪にしたリボンをつけて完成!
製作アレンジ
今回は、透明折り紙をまばらに貼って、全体的にカラフルになるように製作してみました。
白色画用紙の周りに添うように並べて貼ると、雛段飾りの毛氈(もうせん)によく見られる『繧繝(うんげん)模様』をイメージした作品になります。
4歳児,5歳児は同色が隣合わせにならないように考えながら製作していくのも、それぞれの個性が出て、おもしろいですよ。
製作おまけ
切った透明折り紙の余った物を、透明ビニール袋に入れて空気を入れると、ビニール袋風船に!製作のあとに遊んでみるのもおすすめです。
まとめ
年度末も近づき、小さい年齢のクラスでもはさみや糊を使った製作が、増えてくる頃ではないでしょうか。
今回ははさみの経験が浅い子でも『チョキン』と1回切りで切ることができる、折り紙のような扱いやすい素材を使用してみました。