こんにちは!保育歴8年、ベビーシッターのゆかりです。
夏の風物詩、打ち上げ花火を表現するにはぴったりの「スラクラッチアート」を紹介します。
そもそもスクラッチアートとは、「ひっかき絵」とも呼ばれる手法のひとつ。
クレヨンで塗りつぶした画用紙を、爪楊枝や割り箸で引っ掻いて描くことを楽しみます。
なかなか根気のいる製作手法になりますが、完成した製作はとても綺麗で達成感を味わうことができるでしょう。
年齢の目安
スクラッチアートは、集中力や根気が必要!子どもの興味に合わせて取り入れ方を工夫してみてください。
ねらい
- ひっかくことで表れる色の変化を楽しむ。
- 集中して取り組むことで、達成感を味わう。
材料&準備
- 画用紙
- クレヨン
- 爪楊枝(割り箸や竹串でも可)
作り方
1.画用紙に黒以外のクレヨンで色を塗る。色の配置は自由で構いません。
2.①の上から黒色のクレヨンで全体を塗りつぶす。
3.しっかり全体を塗りつぶすことができたら爪楊枝で引っ掻き、模様を描く。
4.思い思いに描き、楽しみましょう!
遊び方・配慮すること
- 机には新聞紙などを敷いておきましょう。
クレヨンで色を塗る際に、机が汚れてしまうことを気にすることなく、思いきり楽しめるように配慮する必要がありますね。黒色はできる限り全体に、しっかり塗るとよいでしょう。 - ひっかいた後、イメージと違った場合は黒色のクレヨンで再度塗りつぶすと、もう一度描き直すことができます。
- 爪楊枝や竹串などの扱いには注意が必要です。子どもに刺さったり引っ掻いて怪我をしたりしないよう、活動前に使い方をしっかり説明しましょう。製作中は、保育士さんがそばで見守りながら安全に配慮する必要があります。
製作のアレンジやポイント
- 疲れてしまい集中が切れぬよう、まずは小さめの画用紙でやってみるとよいかもしれません。
また、全員で行う製作ではなく、興味のある子がじっくり楽しめる自由遊びの中で取り入れてみてもよいかもしれないですね。 - 壁面装飾として子どもたちの作品を飾ると、夏の雰囲気が感じられますよ。
- スクラッチアート(ひっかき絵)の導入にぴったりの絵本が、「くれよんのくろくん」です。活動前後に取り入れてみるとよいでしょう。
他にも、花火に関する絵本など読んで、イメージを膨らませながら製作できると楽しいのではないでしょうか。
導入おすすめ絵本
まとめ
スクラッチアート(ひっかき絵)で表現する、夜空の打ち上げ花火を紹介しました。
今年の夏、花火大会に出かけるご家庭も多いでしょう。
夏の行事へ期待が持てるように7月はじめの製作に取り入れたり、8月の終わりころ、夏の思い出を振り返るきっかけにしたりするとよいかもしれません。
保育園の活動が、子どもたちそれぞれの大切な思い出につながるとよいですね!
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