こんにちは!ベビーシッターのゆかりです。
今回は、梅雨の季節にぴったり!ひも通しで作る雨のモビール製作をご紹介します。
天気の悪い毎日だと思い切り戸外で遊べず、子どもの気持ちが沈みがちかもしれません。室内活動が増える季節だからこそ、集中して遊ぶ楽しさを感じられるとよいかもしれないですね。
年齢の目安
材料を工夫することで年齢に合った楽しみ方ができます。
指先を使って遊び始めたり、集中して遊んだりすることが好きな子どもにおすすめです。
ねらいの例
- 紐通しで指先の感覚を養い、手指の使い方を知る
- 集中して遊ぶことで、達成感を味わう
- 創造力を膨らませながら遊ぶことを楽しむ
材料&準備
- 画用紙
- 絵の具、筆
- 紐(テグス、毛糸など)
- ストロー
- ビーズ
作り方
1.雲の形に切った画用紙に色を塗る。
2.紐にストローやビーズを通す。これを数本繰り返す。
両端にくるビーズやストローは、しっかり結んで固定しておく。
3.①で色を塗った画用紙が乾いたら、②の紐をつけできあがり。
遊び方
- 季節の製作として壁に飾るだけではなく、天井から吊るしてモビールにしてもよいでしょう。雨のイメージが膨らみそうですね。
- ストローの長さやビーズの大きさを調節することで、子どもの発達に合わせた遊び方ができるでしょう。テグスが使いづらい場合、毛糸など太めの糸を用意するとよさそうです。飾った時も、合間から見える糸の色がポイントになってかわいいですね。
製作のアレンジやポイント
- 飾る際は、糸が切れてしまわないようにしましょう。ビーズやストローを誤飲してしまう心配あります。しっかり縛り、解けないようにしましょう。
- 雲の絵の具は様々な色を用意しておくとよいかもしれません。
雨雲をイメージした灰色、雨のイメージで水色など、子どもの個性が表現できそうです。 - 紐通しは、子どもの発達に合わせてテグスや毛糸などで調節しましょう。
テグスでの紐通しが難しい場合は、毛糸など太めの糸を使うと遊びやすいかもしれません。指先で持つ先端にセロテープを巻くと、ビーズやストローに紐が通しやすくなりますよ。
まとめ
6月の雨が続く毎日は、室内遊びを充実させる必要があり、活動計画に悩む保育士さんもいるのではないでしょうか。
今回紹介した製作活動は、色塗りと紐通しで活動を分けることができます。指先を使う工程は、子どもが思いのまま楽しめるように時間をたっぷり確保する必要があるでしょう。
戸外に出る時間が少なくなる季節だからこそ、室内での時間を有効活用していけるとよいですね。
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