こんにちは!ライターの平あかりです。
保育園勤務17年の経験を生かし、保育士の皆さんにお役に立つ情報をお届けします。この記事では、1歳児・2歳児クラスで人気のある『封筒で作るカバン製作』をお伝えします。
1.2歳の子どもはカバンが大好き。部屋にある布製のカバンは人気で、取り合いのケンカが起こるほどでした。カバンがあると子どもの遊びが広がります。
- 食べ物を入れてままごとや配達ごっこ
- 手紙を入れて郵便屋さんごっこ
- 散歩のときに持っていき、落ち葉拾い
に活躍しますよ。

年齢の目安
作業工程を加えることで、1歳児クラス〜5歳児クラスまで楽しめます。
保育士が封筒を切って準備し、子どもはシールやお絵かきをして仕上げる。
封筒をハサミで切る工程を入れる。画用紙や折り紙を切って、飾り付けを楽しむのもいいですね。
封筒に穴あけパンチで、穴を開ける工程を入れる。
カバンにつけるヒモを穴に通し結ぶ工程を入れる。
ヒモをすずらんテープで三つ編みにする工程を入れる。
年齢や製作にあてる時間に応じて、柔軟に変えていけます。たてわりクラスでは、3歳児はお絵かき、4歳児は封筒の準備(ハサミやのり使用)5歳児はヒモを通すなどに分けてもおもしろいですね。
ねらいの例
- 自分のカバンを作って、ごっこ遊びをを楽しもう。
- 世界で一つだけのマイバックを作ろう。
- 郵便バックを作り、郵便屋さんごっこで、友だちとのやり取りを楽しもう。
材料&準備
<準備物>
・ハサミ・のり・穴あけパンチ・セロテープ
<材料>
・A4の封筒・ヒモ(太めの毛糸も可)・シール・クレヨン
作り方
①封筒を半分に切る
②封筒の封をする部分に、のりかセロテープを貼る
③切ったところに養生テープ、マスキングテープ、ガムテープなどで補強する
④テープを貼ったところに穴あけパンチで穴を開ける
⑤郵便のマークを書く(何も書かずに子どもが絵を描いても良い)
⑥穴にひもを通す(首にかけるときは巻きつかないよう十分気をつけてください!)
遊び方
・室内でままごとや郵便ごっこに使えます。
・散歩に出るときに、葉っぱや石などを入れるのにもいいですよ。
製作(遊び方)のアレンジやポイント
- 封筒はやぶれやすいので、穴をあけるところは事前にセロハンテープかガムテープを貼ってから穴をあけましょう。
- 封筒のあけ口もセロテープや養生テープで補強すると長く遊べます。
- ヒモを首に巻きつけて遊ばないよう、事前に伝え、目を離さないでくださいね。
まとめ
封筒からカバンを作ると、保育士の作業工程も減り、準備が簡単です。封筒は新品ではなく、リサイクルでもいいですね。製作と遊びの両方が楽しめるので、子どもたちの満足度は高いでしょう。雨や寒さで室内遊びが多くなる時期にもおすすめです。
