誰もが知っている定番の遊び、椅子取りゲーム。
子どもたちと一緒に進めるときに、どういったことに気をつけるべきか、私の経験談とともにまとめてみました。
指導案ならではの言葉の使い方もあるので参考にしてみてくださいね。
部分実習の指導案が書けるようになれば、責任実習の指導案も書きやすくなります。まずは短い部分実習で気をつけるポイントをご紹介します。
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指導案を書くときのポイント
- 子どもの姿をできるだけ想像する
- どのような環境で行うのか室内を確認する
- 必要なイスの数、クラスの人数を調べておく
椅子取りゲーム指導のポイント
- ルールの伝えかたは口頭のみ?
- 絵で説明する?
- 実際に体を動かしながら伝える?
など、部分実習の内容によっていろいろな指導の仕方があります。
大切なのは「この部分実習で子どもたちに何を伝えたいか」です。
今回は
- 集団遊びも子どもたちで進められるようになってきている4歳児
- 一度はやったことがあるかもしれない
という想定でゲームをします。
そうなると、ルールの説明の時間は長くしすぎないほうが良いときもあります。
仮に本当に椅子取りゲームが初めての子どもたちなら、体を動かしながらルールを伝えたり、ゲーム形式にしてルールを伝えたり、理解できるような説明の仕方を意識してみましょうね。
ケガの危険があるようなことは、静かに集中しているとき(最初)に伝えておくことは忘れずに!
〈椅子取りゲームで危険なこと〉
- お友だちを押さない
- 走らない
椅子を移動するときには、クラスの決まりがあるかもしれません。
- 椅子は先生が移動する決まり
- 椅子の持ち方が決まっている
など、クラスや園によって違う可能性があるので、事前に確認しておきましょうね。
指導案見本
以上のことを意識して、指導案を書いてみました。
人数:20人
ねらい:ルールを守って遊ぶことを楽しむ。
音を聞きながら体を動かすことで、集中力を高める。
初めてのことが多い保育実習。考えて作った指導案でも、計画通りにならないこともあります。
できなくて当たり前!上手くいったこと、上手くできなかったと感じたことを次の保育、数年後の保育に生かすことができれば大丈夫ですよ。
実習生のときにしか見られない視点もあります。子どもたちとたくさん関わって実習を楽しんでくださいね。