保育園や幼稚園で働くとなると、避けて通れない女の世界。
保育士の退職理由として、実は給与の少なさと並んで多いのが『人間関係』。良くも悪くも、女社会特有の空気があります。
常に良い空気の職場でいるためには、先輩は先輩保育士として、後輩は後輩保育士として、それぞれが少しの気遣いをすることが大切です。
今回は自分が新人だった頃のこと、たくさんの後輩を見てきた中で、どんな後輩がかわいがられるのか?について書きたいと思います。
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1、社会人としての自覚を持つ
「そんなの当たり前じゃん!」と思う方も多いと思いますが、意外と難しいのが社会常識。
新卒で働くと、「まだ学生気分が抜けてないな…」なんて言われてしまうこともありますよね。次のようなこと、守れていますか?
- 目上の人には敬語を使う。
- 通勤にふさわしい服装をしている。
- 自分から挨拶をする。
- 同じ出勤時間だったら、先輩よりも早く出勤する。
ほんの一例ですが、年齢が上の人ほど、常識的な部分を重視する傾向があります。基本的な部分ができていないと、それだけでマイナスです。言葉づかい、身なり、時間には気をつけましょう!
2、雑務は率先してやろう!
保育士1年目、2年目…と、はじめのうちは見習い期間です。資格は持っていても、初めての職場では覚えることがたくさんあり、先輩保育士と同じようには働けません。
掃除、コピーとり、制作の準備など、新人の自分でもできることは積極的にやりましょう!
先輩方は他に大きな仕事を抱えていることが多いです。雑務を積極的にこなしてくれる後輩の存在はとても助かるし、やる気が感じられて好感度アップですよ◎
3、ホウレンソウ(報連相)をすること
円滑に仕事を進めるうえで大切なホウレンソウ、知っていますか?報告・連絡・相談のことです。
「今日はここまで仕事を進めた」「A君とB君がケンカをしていた」…自分だけが知っていればいいや!と思いがちですが、少しでも気になったことは先輩に報告しましょう。
言わなかったけど、実は重要なことだった…という事例が多々あります。
また、保護者や職員からの連絡は忘れずに。対応に困ったときは周りの人に相談しましょう。
経験の浅い自分だけの判断は、トラブルのもとです。先輩も、相談されると「頼りにされているんだな」と、うれしく思います。コミュニケーションをとって、先輩とも信頼関係を築きましょう!
4、素直さ
意外かもしれませんが、『素直』な人は可愛がられます。
素直といっても、思ったことを何でも口にする、とかそういうことではありません。人から言われたことを素直に受け入れ、吸収する気持ちがあるか、ということです。
複数の園の採用担当が、新卒採用でどんな人をとりたいか話していたときに、『素直な人』と言っていました。
「初めは仕事が出来ないのは当たり前。素直な子は、どんどん吸収して育ってくれる。」とのことでした。
プライドが高く、「私はこういうやり方だから」「私はこう思うから」と、自分の意見をゆずらない人は、後輩として育てにくいのだそうです。
とは言っても、職場にはいろいろな人がいます。うまくいったことも、うまくいかなかったことも、すべては人生のお勉強!と思って、心と体を壊さない程度にがんばりましょうね。
もう人間関係でもめたくない…という方は、就職する前に職場環境をリサーチして選ぶことも大切。
保育エイドでは人間関係が良い園だけを厳選して紹介してくれますよ◎
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