保育士ぽっくる先生の”保育の知恵袋”

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0歳児 月案 0歳児

【0歳児】1月・月案文例集~ねらい・養護・食育など保育士が解説!~

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こんにちは!保育士・心理士として、保育と療育の両現場で働くシロクマ先生です。

この記事では、0歳児・1月の月案(月間の保育指導案)の文例をご紹介します。

これからますます寒くなりますが、体調管理には十分、気を付けながら冬が楽しめるような保育をしていきましょうね☆

0歳児の月案・1月の作成ポイント

☆年明けによる、生活リズムの崩れや保護者への甘えを考慮しながら対応していこう。
☆他者への興味が出てくる時期なので、一緒に関わりながら楽しめるようにしていこう。
☆自分でやろうとする姿を認めていこう。

保育目標

  • 安心できる保育者に見守られながら、探索活動を楽しみ、興味関心を広げていく。
  • 友達の存在に気付き、一緒にいることを喜び、関わろうとする。

先月の子どもの様子

  • 探索活動を通して様々なものごとに興味関心が広がり、遊びも広がりがみられた。
  • 褒めることで、身の周りのことも自分でしようとする姿も見られた。

1月の行事

  • 誕生会
  • 身体測定
  • 避難訓練
  • 保育参観
  • 保護者会

1月のおすすめ絵本

『きんぎょがにげた』作:五味 太郎

言わずと知れた、見つける絵本。金魚を指差して、見つけたことを伝えようとする子どもの姿に共感しながら、一緒に楽しんでみてくださいね☆

 

保護者との連携

  • 感染症の対応の方法について、情報提供をしていく。
  • 楽しく食べることが心の成長にもつながることや、様々な食材と出会うことの大切さを伝える。

食育

  • 一人ひとりの好みや意欲に合わせて、援助の方法などを工夫していく。
  • 友達と一緒に、ゆったりとした雰囲気の中で、食事をする。

体調管理・保健および安全

  • 感染症対策を行い、室内環境を衛生的に保つ。
  • 生活リズムを整え、しっかり手洗いをして体調を崩さないようにする。

職員間の連携

  • 感染症の流行に留意し、保護者とも連携できるよう、共有していく。
  • 子どもの食事に関する悩みに対応しながら、簡単なメニューも掲示して知らせていく。

養護

生命の保持

ねらい

  • 一人ひとりの生活リズムを大切にし、保育者がそばについて安心して眠れるようにしていく。

予想される子どもの姿

  • 年明けにより疲れからか、生活リズムの乱れも見られる。

配慮および援助

  • 年明けであることを考慮し、子ども一人ひとりの生活リズムに合わせ、丁寧に対応していく。

情緒の安定

ねらい

  • 自分の思いや要求を伝えようとする姿を、保育者に認められながら、安心して過ごす。

予想される子どもの姿

  • 自分の思いや考えを、身ぶりや指差しなどを通して保育者へ伝えようとする。

配慮および援助

  • 子どもの要求に、目を合わせたり、微笑みや語りかけたりしながら、優しく丁寧に関わっていく。

教育

身体的発達

ねらい

  • 保育者に手伝ってもらいながら、自分で衣類の着脱をしようとする。
  • 登る、走るなど、からだを動かすことを楽しむ。

予想される子どもの姿

  • 服やズボンに興味を示し、やってみようとする。
  • 登ったり、走ったり、自分でからだを動かしてみようとする。

配慮および援助

  • 「すごいね」「できたね」などの言葉かけをしながら、褒められる経験を増やしていく。
  • 子どもの発達に合わせ、安全に配慮しながら、遊びを保証していく。

社会的発達

ねらい

  • 保育者と簡単な挨拶や、仕草を通して、やり取りを楽しむ。
  • 自分の要求や気持ちを、喃語や片言、仕草で保育者に伝えようとする。

予想される子どもの姿

  • 保育者を真似て、挨拶をしようとする。
  • 自分なりに保育者へ、言葉を用いて伝えようとする。

配慮および援助

  • ふれあい遊びを楽しみつつ、子どもの発話を受け止め、優しく言葉をかけながら関わる。
  • 子どもが伝わったことに喜びを感じられるよう、丁寧に対応していく。

精神的発達

ねらい

  • 保育者と一緒に、触れ合い遊びや言葉のやりとりなどを楽しみ、安定した信頼関係を育む。
  • 絵本を保育者と一緒に見ながら、指差しや言葉のやりとりを楽しむ。

予想される子どもの姿

  • 保護者の言葉かけや、関わりに安心する。
  • 保育者の読んでいる絵本をみながら、自ら指差しで伝えようとする。

配慮および援助

  • 友達と一緒にいることや、関わりが楽しめるような、言葉かけを添えていく。
  • 動物や食べ物、繰り返し言葉が楽しめる絵本を用意する。

保育者の評価・反省(振り返り)

  • 子どもの思いや伝えようとしている姿を、丁寧に受け止め、対応していくことができたか?
  • 保育者と一緒に興味、関心を広げながら、友達と一緒に楽しむ機会を援助できたか?
  • 安全に配慮しながら、体を動かしたり、探索活動を楽しんだりする環境提供ができたか?

 

クラスや園によって月案は異なるもの♪

違う月の内容なども参考にしながら、子どもたちの発達状況やクラスにいる子どもたちの月齢に合わせて作ってくださいね。

毎月大変ですが、クラスにあった月案作成、応援しています♬

この記事を書いた人

シロクマ先生

保育士であり心理士でもあるダブルワーカー。現場ファーストをモットーに活動中☆

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