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”地球温暖化防止月間”12月の子ども向け活動~地球のことを考えてみよう~

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こんにちは!保育×環境について発信しているかのんです^^

12月は、クリスマスに、学期末、年末と行事がたくさん!このような行事に向けての制作や、準備が多く、先生方は忙しい月となりますよね。全国の皆さん、毎日お疲れ様です^^

さて、そんな行事がたくさん!な12月。
”地球温暖化防止月間”と呼ばれていることを知っていますか?

漢字がズラリ…難しそう…
なんとなく漢字から読み取ることはできるけど、実際どう決められたのだろう…?

今回は、そのような疑問を解消していきながら、この”地球温暖化防止月間”とはどのような月で、子どもたちと考えていくには、何を大切にしていけたら良いのかをご紹介していきます。

地球温暖化防止月間とは?

1997年12月に、京都で気候変動枠組条約第3回締結国会議(COP3)が開催され、CO2など6種類の温室効果ガスを先進国が削減することを約束した京都議定書が採択された。日本ではこれをきっかけとして、翌1998年度から毎年12月を「地球温暖化防止月間」と定め、国民・事業者・行政が一体となって温暖化防止に関する普及啓発に取り組むことを決めた。

参考:https://www.goo.ne.jp/green/business/word/issue/S00411_qa.html

…???

はてなマークが浮かんだ方や、こどもたちに向けてドンっ!

地球のことを話し合う会で、みんなで協力し、少しでもより良い地球にするためにできることをしていこう!できることをやってみよう!と決めた月のこと。

 

「さむーい!」とポチッとする暖房、そして車の交通使用が増える12月。

温暖化の一つの原因でもある、二酸化炭素の排出量が増えるという理由で、12月が”地球温暖化防止月間”として定められました。

各地では、ライトダウンや講座、パネル展示など、地域の特性を生かしたイベントも開催されているのだとか…!園や施設、ご家庭の中でも、一つのイベントごととして、意識していけると良いですね^^

『地球温暖化防止月間』と調べたら、各地の市町村のサイトの記載が出てきたよ◎自分が住んでいる地域では、どのような取り組みがあるのか確認してみよう!

 

子どもたちと意見交換をする時間を作ろう

1、活動として取り入れてみよう

頭で考えるだけでなく、実際に心や肌で感じることがとても大事ですので、実体験の活動は取り入れていきたいところです^^

それが、どのような小さなことであっても。

小さなことのように見えても、1グループ、1クラス、1学年、園全体…となっていくと、大きな力となります。

「今日の製作は新しいものは使わず、廃材だけで作ってみよう!」
「今日はテープを使わずに、繋げていくことができるかな?」
「落ちているゴミを広い集め、何個になるか数えてみよう!」

などなど、遊びに変えてしまうと、子どもたちも取り組みやすいです。

 

ルールを考えることが好きであったり、次々に遊びを展開していくことを得意とする子どもたちですので、大人以上に楽しく、地球に優しい活動が生み出されるかもしれません^^

”しなければいけない”ではなく、”こうしてみる”という方法で◎不便さえも、楽しさに変えることができるのが子どもたち!今日はこんなことをしてみたら地球環境に優しいかも…!と楽しく取り組んでいけたら良いね。

 

2、答えが出なくてもOK!考えることや知ることが大切!

ここまで読んでくださった方の中には、「よーし!子どもたちと考えていくぞー!」なんて意気込んでくださった方もいらっしゃるかもしれません。

幼稚園や保育園で、1日の中の活動の一つとして取り入れていく!という時に気をつけていただきたいことは、大人が先に”子どもたちがこう考えることのできるようにする”と、答えを導き出そうとしてしまわないこと。

答えは出なくてもOK!
むしろ答えはありません。

 

ではどうしたら良いのか…?
何のために考えるのか…?

人は何かを考える時に、どうしても答えを出そうと、出さなければならないと思いがち。

しかし、答えを導き出すことではなく、
「こういうことが起きているんだ!」と知ること、
「なんでこうなっているんだろう?」と考えること自体が大切なんですよね。

 

子どもたちの真っ直ぐな考えや想像から気付かされること、素直な子どもたちの考えから生まれる、解決に繋がる方法やアイデアがあると思います。

よくわからない…答えがわからないから子どもたちと考えることができない…と思う必要はありません。

”一緒に考える”ことから始めていきましょう^^

 

自然を好きになることが、自然を大事に思うことへ繋がる

何よりも身近に考えることができるようになるには、自然を”好き”になること♪

”好き”と感じることは、もっと知りたくなる。
大切にしたい!と思う気持ちが芽生える。
そこに問題があれば、どのようにしたら解決できるか考えたくなる。

自然の中で遊び、身近にある自然に触れ、”自然”を好きになること。

そのことが、次に繋がる一歩となるのですね。

 

どのような自然でも良いんです。自然を感じることのできる場所へわざわざ出かけなくとも、すぐそばに、すぐそこに、自然はあります。

さあ、自然見つけに出かけましょう!

わからないからと思わなくて良いんだ…!何だか気持ちが楽になってきたよ^^
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最後に

何年も前から制定されている地球温暖化防止月間というような取り組み。しかし、まだまだ知られていないことが現状でもあります。

ぜひ12月は、

子どもたちと
先生方と
ご家族と
お友達と一緒に…

今日も、そしてこれからも生きていくこの地球のことを考える時間を作ってみてください。周りの環境や、ご自身の体に、たくさん”ありがとう”をして、新しい年をお迎えくださいね^^

2022年、保育×環境をテーマとした記事を読んでくださっていた皆さま、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします♡

この記事を書いた人

フリーのベビーシッターをしながら楽しく環境活動に取り組む。“ワクワクドキドキでいっぱいな今と未来をこどもたちに”をテーマに活動中。

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