こんにちは!幼稚園・保育園勤務歴16年、ベビーシッター歴3年のMasanoです。
だんだん、秋も深まり、ドングリや松ぼっくりなど、木の実がいろいろな所で目に留まる季節になりましたね。子ども達も、手一杯に夢中になって集めていることでしょう。しかし、「せっかく集めた木の実、どうやって遊ぼう?」と、悩んでしまいませんか?
そこで今回は、どんぐりを使った手作りおもちゃ、昔ながらの「でんでん太鼓」をご紹介します。
少し準備も多く、大変かな?とも思いますが、出来上がると、ポコポコとなる太鼓の音に子どもたちは大喜びで遊んでくれると思います。ぜひ作ってみてくださいね。
年齢の目安
![](https://poccle.com/wp-content/uploads/2017/05/huki2.jpg)
ねらいの例
- どんぐりを使ったおもちゃを作り、木の実に親しむ。
- 自分でイメージした、たぬきの顔づくりを楽しむ。
- でんでん太鼓の音を楽しむ。
材料
- 6Pチーズ空箱
- 割り箸
- タコ糸 15㎝程×2本
- どんぐり 2個
- モール 3㎝程×2本
- 画用紙(たぬきの体、目、口、鼻、頬など)
- 厚紙(カラー工作用紙でもOK!)
作り方
※今回は、たぬきの土台と、太鼓部分を別々で説明します。
たぬきの土台
1、厚紙に茶色の画用紙をはりつける。
2、たぬきの頭と体部分を繋げた形で切る。
※この時、お腹部分に6Pチーズ空き箱がしっかりはまる大きさにする。
![](https://poccle.com/wp-content/uploads/2017/05/huki2.jpg)
3、たぬきの顔(耳、目、口、鼻、頬など)を、のりで貼り付ける。
でんでん太鼓
1. どんぐりのお尻部分(とがっていない方)に穴を開け、モールが輪になるように両端を穴に差し込み、ボンドで固定する。
2.固定したモールにタコ糸を通し、縛り付ける。
3. チーズ空き箱の底を4等分し、下の箇所(画像☆1)に幅1,5㎝ほど切り込みを入れる。
4. 4等分した横の部分、端から1㎝内側に入った所に印をつけ、タコ糸が通る大きさの穴を開ける。
5. 切り込みを入れた部分に、割り箸を置き、ガムテープで固定する。
5. チーズの空き箱裏から、2でドングリに付けたタコ糸を通し、内側で固定する。
6. フタにも1.5㎝ほどの切り込みを入れる。
7. 切り込みが割り箸のところと重なるようにフタを閉め、画用紙やマスキングテープ(茶)で固定する。
![](https://poccle.com/wp-content/uploads/2017/05/huki2.jpg)
8.土台のお腹部分に、でんでん太鼓をボンドで貼り付け、出来上がり!!
![](https://poccle.com/wp-content/uploads/2017/05/huki2.jpg)
遊び方
割り箸を左右にくるくる振ると、ドングリがたぬきのお腹に当たり、ポコポコなります!
くるくるとひねる動きが難しい年齢(2~3歳前後)のお子様は、ひもを長くしてあるので、前後や左右に振るだけでも、音が楽しめます。
配慮すること
- 穴をあけるところはケガに繋がる恐れがあるので、大人が行うようにしましょう。
- 割り箸の先端が刺さると危険です。子どもが扱う場合は十分に気を付けましょう。
- どんぐりがはずれると、小さな子どもは誤飲に繋がる危険があります。特に0歳児・1歳児クラスでは、必ず保育者が見守りながら使用しましょう。
まとめ
でんでん太鼓は昔から伝わる遊びの一つ。子どもたちの大好きなどんぐりを使い、昔ながらの遊びに触れる機会にもなります。保育者の準備が少し大変ですが、ポコポコと音がすると、子どもたちは大喜びのおもちゃですので、ぜひ作ってみてくださいね!