こんにちは。保育園勤務16年経験のあるライター平あかりです。
9月中旬には敬老の日がありますね。普段会えない、おじいちゃんおばあちゃんに、感謝の気持ちを込めてプレゼントを作るのもいいでしょう。
この記事では、敬老の日の由来や子ども向けの説明などを書いています。製作の前などに子どもに、説明しやすくなりますよ。

目次
敬老の日とは
敬老の日は1948年に「長年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」として制定されました。
2002年までは9月15日でしたが、2003年から祝日を増やすハッピーマンデー制度により9月の第3月曜日になったのです。
敬老の日の由来
敬老の日は1947年、兵庫県多可町の村長が、9月15日を「年よりの日にしよう」と提唱したのが始まりです。それが全国に広がり、1948年に敬老の日として祝日に制定されました。
9月15日になったのは諸説あります。一つめは聖徳太子が悲田院(今の老人ホーム)を建立した日。二つめは元正天皇が養老の滝へ御幸し全国のお年寄りに贈り物をし元号を養老にした日という説が有力です。

お迎えのときに気をつけること
最近では元気なお年寄りも多く、おじいちゃんおばあちゃんと呼ぶのをためらう時もありますね。はじめてお迎えにこられた場合、必ず名前を確認しましょう。
また家族が複雑で、おじいちゃんおばあちゃんには、子どもを預けないという家庭もあります。
お迎えが事前に聞いていた方と違う場合、必ずお父さんお母さんに確認してから子どもを引き渡すようにしてくださいね。
子ども向け説明
乳児向け説明
幼児向け説明
ねらいの例
敬老の日の集い
- おじいちゃん、おばあちゃんと触れ合い元気な姿を見てもらおう
- おじいちゃん、おばあちゃんと皆の成長した姿を見てもらい、楽しい時間を過ごす
製作
- おじいちゃんおばあちゃんに日頃の感謝をこめてプレゼントを作ろう
- ありがとうの気持ちを持ちながら、おじいちゃんおばあちゃんにプレゼントを作ろう
おすすめの活動
肩たたき遊び
おすすめ絵本
敬老の日に向けておじいちゃん、おばあちゃんをイメージしやすい絵本を紹介します。3歳頃からおすすめの絵本です!
「いいからいいから」長谷川義史作 絵本館
おじいちゃんの、何が起こっても「いいからいいから」という、おおらかさにほっこりする絵本。子どもも読んでいる保育士も、自然と笑みがこぼれる絵本です。
「おじいさんと10ぴきのおばけ」にしかおさむ 作絵 ひかりのくに
元気のないおじいさんに届いたプレゼントは、10匹のおばけ。おじいさんを励まそうとする10匹のおばけたちが健気でかわいい絵本です。
「もったいないばあさん」真珠まりこ 講談社
インパクトのあるキャラクターで、子どもの視線が釘つけです。「もったいないことしてないかい」と、生活の中の知恵を授ける、愛嬌たっぷりのおばあさんに学ぶことがたくさんありますよ。
まとめ
コロナ禍になり、おじいちゃんおばあちゃんに会う機会が減ってしまった子どもも多いでしょう。普段会えない分敬老の日は、おじいちゃんおばあちゃんへ感謝を伝えられるような取り組みができるといいですね。