こんにちは!ぽっくる先生(poccle_hoiku)です。
準備簡単に楽しめて、食育にも繋がる「野菜スタンプ遊び」。いろいろな種類の野菜が使用できますが、今回は野菜スタンプで人気の野菜「オクラ」を使って製作をしました。
オクラは断面の形が特徴的で、スタンプにするとお花のような模様が浮かび上がります。断面のおもしろさを味わえる野菜ですよ。
オクラの旬は6月~8月頃。ちょうど梅雨の時期なので、旬と季節のモチーフをかけ合わせた「紫陽花(あじさい)」をテーマにした野菜スタンプ製作をしてみました。
野菜スタンプの絵本
野菜スタンプ遊びの導入や、遊びを発展させるヒントにもなる絵本をご紹介します。


材料
- オクラ
- 画用紙
- 絵の具
遊び方
注意すること
オクラには産毛が生えています。特に新鮮なオクラは、産毛がトゲトゲしていて、触ると痛いことも。子どもが遊ぶ場合は事前に確認し下処理をしましょう。
下処理方法
オクラに塩をまぶし、まな板の上でコロコロ転がすと産毛が取れます。水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水分を拭きとりましょう。

切り方
下処理をしたあと、オクラのヘタ部分を、指でつまめるくらいのサイズで切り落とします。残った部分は美味しくいただきましょう。
保育園で行うときは、調理師さんと連携し、昼食にオクラが出る日にとっておいてもらって、野菜スタンプ遊びをしてみるのも良いですね
スタンプの仕方
パレットや空き容器に絵の具を出し、少量の水で溶きます。
〈ポイント〉
- 水は少しずつ追加し、スタンプがきれいに押せる割合を見つけてみてくださいね
- 容器は、底が平らなものを使用しましょう。底面がぼこぼこしていると、野菜の断面にきれいに絵の具がつきません。
- パレット(容器)にキッチンペーパーを敷いて絵の具を出すと、スタンプ台のようになって押しやすくなりますよ。
絵の具を何色か混ぜて、色が混ざり合う様子を楽しむのもおすすめです。
最初は自由にスタンプすることを楽しみ、慣れてきたら何かをイメージして作品づくりをするのもおすすめですよ。
まだモチーフにすることが難しいときは、台紙を何かの形に切って、作品として仕上げてもいいですね。
オクラの断面の形は、小さな花のような形をしています。今回は梅雨シーズンだったので、「紫陽花」をイメージした作品づくりをしてみました。
紫色の紫陽花は「がくあじさい」という種類の紫陽花を表現してみました。中央部分は「綿棒スタンプ」を使いました。
葉っぱの部分はクレヨンで描き、上から薄めた絵の具でぬって「はじき絵」の技法を使っています。どちらも簡単なので、子どもたちとも楽しんでみてくださいね。

YouTube
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まとめ
野菜スタンプは食べる前の野菜を触る貴重な機会になり、食育にもつながりますね。オクラ以外の野菜もあわせて使うと、また違った表現ができますよ。子どもの自由な発想を楽しんでみてくださいね♪