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5歳児の設定保育や部分実習で楽しめる活動(ゲーム)4つ

更新日:

自分のことは自分でできるようになってきている5歳児。

年長クラスになると設定保育を行っても子どもたちだけで遊びを展開できるようにもなってきています。

その分、部分実習ではどこまで遊びに入り込むか悩むこともあるかもしれませんね。

 

今回は5歳児(年長)クラスの設定保育や部分実習で楽しめる活動4つをご紹介します。

 

5歳児におすすめな活動と合わせてアドバイスも載せています!
ぽっくる
年長の担任の先生、実習生も遊びの参考にしてくださいね♪

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ケイドロ

準備するもの

必要な道具はなし

警察がドロボウを捕まえたときの場所(ろうや)だけ決めておきましょう

 

遊び方

  1. じゃんけんやくじ引きなど子どもたちが納得できるやり方でチーム分けをする
  2. 警察チームはドロボウを追いかけタッチする
  3. タッチした警察はドロボウ役を連れて警察の場所(ろうや)へ行く
  4. ドロボウ役が逃げないように警察役は見張りをする
  5. 警察署(ろうや)にいるドロボウ役は捕まっていないドロボウ役にタッチされると、警察署から逃げることができる
  6. ドロボウチーム全員タッチされたら終了

導入の例

 

たくさんの泥棒が出てくる絵本。少し長めのお話なので、年長さんにぴったりです。

泥棒へのイメージを共有することで、警察同士、泥棒同士のチームワークが深まるかもしれませんね♪

 

指導アドバイス

チーム分けをするときトラブルになることがあります。理由は「〇〇ちゃん(くん)と一緒がよかった」「〇〇チームがよかった」など、様々です。

そうなる可能性も頭に入れながらチーム分けの仕方を考えてみるといいですね。

 

保育実習の場合、担任の先生に普段はどうしているのか事前に聞いてみてもいいですし、新しいやり方でやってみるのもいいでしょう。

実習生の新しい遊び方は子どもたちも大好きなので、実践してみるのもいいですね。

 

園庭や公園で行うことが多い活動です。大きな石がないか、タバコは落ちていないか、活動の前に安全確認は必ず行いましょうね。

 

ドッジボール

準備するもの

  • ボール
  • ライン引き

遊び方

  1. 2チームに分かれ、各チーム内野と外野に分かれて決まった場所に行く
  2. 内野同士でボールを投げ合う
  3. ボールが当たった人は外野へ行く
  4. 外野から内野にボールを投げて当たった場合は、外野の人が内野に入ることができる
  5. 全員が当たったチームの負け、または終了時間に内野の数が少ない方が負け

導入の例

小学生の本気ドッジボール!

動画などで自分たちよりお兄さんお姉さんがプレイしている姿を見ると、「どうすれば強くなるのか」と考えたり、投げ方や動きの参考になりますよ。

 

試合への意欲を高めてから活動をするのも年長クラスならではの導入になりますね。

 

指導アドバイス

じゃんけんなどで決めるのもいいですが、月齢の差や男女の差で活動前に勝敗が明らかになる可能性もあります。事前に子どもたちと話し合ってチーム決めをするのも良いですね。

夏の時期は暑いので熱中症対策として、チーム決めは室内でするなど配慮しましょう。

 

活動内容ばかりに目を向けるのではなく、話し合いや、その場でできた新しいルールを取り入れると5歳児らしい遊び方になりますよ。

 

 

手押し相撲

準備するもの

  • ビニールテープ

※転ぶことを想定して環境設定をしましょう

 

遊び方

  1. 床に子ども2人が入れるぐらいの円をビニールテープで作る
  2. 「はっけよーいのこった!」の合図で手のひらを押し合う
  3. ビニールテープから出たら負け

手押し相撲の動画

動画では1人ずつ決められたスペースを作っています。

このルールもわかりやすくて良いですね。

 

指導アドバイス

「押して良いのは手のひらのみ」など、細かいルールが守れる5歳児には盛り上がる遊びです。

単純なルールですが、力の加減、ルール、勝敗がわかる子が多い5歳児にはおすすめです。

うしろに倒れる可能性がある遊びなので、棚の位置など室内の環境設定が安全か見直してから活動しましょう。

 

大きな表を作りトーナメント戦にしても面白いですよ。

 

 

走らないリレー

準備するもの

  • ビニールテープ(室内の場合)
  • ライン引き(戸外の場合)

 

遊び方

  1. 2チームに分かれて各一列に並ぶ
  2. ビニールテープなどのスタートラインに立ち、「よーいどん!」の合図でスタートする
  3. 先頭に先生が立ち、タッチをしたら折り返し
    (代わりにコーンを置いたり、壁にタッチでもOK)
  4. 次のお友だちへタッチしたら、次の子がスタート
  • かに歩き
  • スキップ
  • うしろ歩き
  • ジャンプで進む

上記の4つのように、走らないことがルール!

 

導入の例

はらぺこあおむしで有名なエリックカールの絵本。

室内でこんな絵本を見て真似てから、戸外へ行くと体を動かすイメージがつきやすいですね。

 

体操の本に出てくる動きをリレーにするのもおすすめです。

 

指導アドバイス

体の使い方が上手になっている5歳児だからこそできるリレーです。

スキップや後ろ歩きなど、中には苦手な子もいます。「頑張ってたね」など自信を失わないような声かけもできると良いですね。

後ろ歩きは真っ直ぐ進めないこともあるので、各チームの距離が近づきすぎないように注意しましょう。

 

遊びの1つとして室内でやってから、戸外で本番(リレー)にしても良いですよ。

 

 

5歳児になるとできることも多いので活動内容はたくさんありますよね。

どんな遊びでも、工夫して遊びを発展させることができるようになる年齢でもあります。

「こうしなきゃ」など思いすぎず、子どもたちと精一杯楽しんでみてくださいね。設定保育から思わぬ楽しい遊びが発見できるかもしれませんよ。

 

力もついてきている分、ケガの度合いも大きくなってきます。活動に入る前にルールの確認をし、安全に遊べるようにしましょうね。

 

 

この記事を書いた人

あーみ先生

保育園に4年勤務後、いろいろな職種を経て、現在は保育士のほか、ベビーシッターとして活躍中。

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