こんにちは!幼稚園・保育園勤務歴16年、ベビーシッターのMasanoです。
子どもたちの中には、乗り物が大好きなお子様も多く、手作りおもちゃの題材としても、よく取り上げられるのではないでしょうか。
特に、電車や車は箱で簡単に作れて、手で動かすだけでも遊べるので、作ったことがある方も多くいらっしゃることと思います。
今回は、ティッシュ箱を土台!ヒモを使って動かせる『GO!GO!電車』をご紹介します。ティッシュの箱というと、大きい物?と思われるかもしれませんが、今回作るのは小さく加工して作ります。
年齢の目安
ねらいの例
- 電車を作ることを楽しむ。
- 紐を引っ張り、電車を動かして楽しむ。
- 保育者や友達と一緒に電車を動かし、やりとりを楽しむ。等
材料
- ティッシュの空き箱 1箱
※他、お菓子の空き箱など軽いものがおすすめ◎ - ストロー 4~5㎝ 3本
- タコ糸 1.5~2m 1本(遊ぶ場所の大きさに配慮してください)
- 画用紙(電車の本体、窓、タイヤ等)
作り方
1、 ティッシュの空き箱の両端を、端から5㎝の所で切り取る。
2、 切り取った部分の片方を裏返し、もう一方の箱の中に組み込み、電車の土台を作る。
(裏返しにすることで、ティッシュが出てくるビニールの部分が重ならず、補強されます。)
3、 土台に電車本体の画用紙を糊で貼り付ける。
(今回は20㎝×5㎝の画用紙をぐるっと一周貼ってあります)
4、 電車の窓やライン、タイヤなどを貼り、電車を完成させる。
5、 タコ糸に、ストローを3本通して両端を結ぶ。
6、 タコ糸の結び目を、電車の底にセロハンテープで貼り付ける。
(なるべく電車の端に沿うように)
7、 ⑤でタコ糸に通したストローのうち、真ん中にあるストローを電車の底に貼り付ける。
(6で貼り付けた、結び目に平行になるように貼りましょう)
8、 タコ糸に通っているストローを、糸が張るように移動させ、床や土台にテープ等で固定する。
(固定する時、糸が少し弛んでいる方が動かしやすいです。)
9、 電車底に固定したストローが通っている糸を、引くと電車が動きます。
遊び方やポイント
- 電車底に固定してある、ストローが通っている方の糸を引くと、電車が反対側まで、まっすぐ動きます。端まで行ったら、もう片方の糸を引くと、電車が戻ってきます。一人でも遊べますが、保育者や友達とそれぞれ、ヒモを順に引き合い、電車をいったり来たりさせて遊ぶこともできます。
- 線路を描いた画用紙に端のストローを固定すると、より電車が走っているように遊べます。その場合、引く力で画用紙も動きやすいので、線路の画用紙自体を動かない床やテーブル上に固定するようにしましょう。
- 牛乳パックでも代用できそうな製作ですが、牛乳パックはやや重さがあって引っ張りにくく、横に転がってしまうことも。軽めの空き箱がおすすめです。
- お菓子の箱(ポッキーの箱など)は表面が弱いので、製作することを考えると扱いにくい部分はありますが、重さでは問題なく製作できました◎
まとめ
今回はティッシュ箱を使い、ヒモを引っ張ることでまっすぐ動く電車を作ってみました。ヒモを引っ張る時、勢いよく引くよりも、少し優しく引く方が動きやすいかもしれません。
一人でも遊べますが、保育者や友達と一緒に遊ぶ、手作りおもちゃです。保育室のコーナー遊びの一つとして設置しておくと、友達とのやり取りにつながるかもしれません。