保育園の新年度がスタートしてしばらく経ちましたね。
季節はもうすぐ運動会シーズン。春にはできなかったこと、難しかったことが今ではできるようになるなど、保育士さんは子どもたちの成長をひしひし感じているところではないでしょうか。
この保育園で見せてくれる子どもたちの姿を、運動会で保護者の方に見せたいと思いますよね。
今回の記事では、2歳児さんにぴったりな運動会の競技を4つご紹介していきます。
子どもたちの成長や興味関心にあわせて取り入れてみてくださいね。
スポンサーリンク
目次
おすすめ競技1:追いかけっこ玉入れ
用意するもの
- かご(段ボール等で手作りすると間口が広く、子どもたちが玉を入れやすくなります)
- 玉
- 合図をするための笛
競技の進め方
- 玉をばらまいておきます。
- 1人の先生が玉入れのかごを持って逃げ回ります。
- 子どもたちは先生の合図のあとで玉を拾い、先生を追いかけながらそのかごの中に入るように投げます。
- 合図の音で玉を入れるのをやめます。

指導のポイントやアレンジ
- 1クラスあたりの人数が多い場合は2つに分けると、子どもたち同士の衝突などを避けられます。
- 2歳児さんなので玉の数を数えなくても良いと思います。
- 導入としては、ボール遊び、ボールプール、輪投げゲームなどを取り入れられます。
- ストーリーをつけるとオリジナリティのある競技になります。
(例:うさぎさんがお弁当のおにぎりを落としちゃったよ。でもうさぎさんは急いでいて気付いていないみたい。みんな拾ってくれるかな?など) - 盛り上がるので人数多めのクラスにおすすめです!
おすすめ競技2:フルーツ収穫競争
用意するもの
- フルーツの絵やマスコット人数分
- フルーツを吊るすひも
- スタートの合図をする笛など
競技の進め方
- 保育者のスタートの合図で子どもたちはフルーツのなる木(ひも)へ走る。
- ジャンプしてフルーツをゲットする。
- フルーツと一緒に走ってゴール。
指導のポイントやアレンジ
- 同じフルーツでも、一つひとつ異なったフルーツでも楽しめます。例えば、フルーツが全部バナナなら子どもたちはおさるさんに変身してもおもしろいですね。
- 野菜バージョンにアレンジもできます。野菜を土の中から掘り起こすのもおもしろいです。
- 1回のレースに5人程度。3レースくらいまでなら子どもたちも飽きずに待っていられます。
おすすめ競技3:動物なりきり競争
用意するもの
- 動物のイラストが描いてある紙(ネックレスにしてもかわいいです)
- スタートの合図をする笛など
競技の進め方
- スタートの合図で紙が置いてあるところまで走っていきます。
- 伏せた紙を裏返して動物の確認。
- 動物の真似をしながらゴールへ向かいます。
指導のポイントやアレンジ
- 事前に子どもたちと動物まねっこゲームをしていると、混乱せずに競技の練習ができます。
- うさぎ、ぞう、わに、ぺんぎん、いぬ、ライオンなど。子どもたちの身近で真似のしやすい動物をセレクトするとよいでしょう。
- 親子競技にアレンジするのもおすすめです。その時は、紙だけでなくお面などを用意して、保護者が子どもにお面を付けるアクションが加わってもおもしろいです。
- 最後に「〇〇組動物園退場~!」と全員が動物になって退場していくのもテーマがあって素敵ですね。
おすすめ競技4:障害物競走
運動会では定番種目となっている障害物競走ですが、2歳児におすすめの障害物をご紹介します。
障害物の種類
- 平均台
- トンネル
- 鉄棒
- マット
- ネット
指導のポイントやアレンジ
- 子どもたちが好んで遊んでいるものから連想して障害を決めていくと、子どもたちも喜んで参加してくれますよ。
- ストーリーがあると子どもたちも楽しく参加しやすくなります。
いかがでしょうか。ちょっとアレンジを加えたり、そのタイミングで流行っているキャラクターを取り入れるとまた雰囲気が変わっておもしろくなります。
2歳児さんなので、本番になって泣いてしまう子もいるかもしれません。そのときは、あたたかく見守り、必要であれば保育者が入ってサポートしましょう。
きっと保護者の方も家庭では見られないわが子の姿を喜んでくれることでしょう。
子どもたちと一緒に素敵な運動会を作り上げていってくださいね。
この記事を書いた人
-
-
運動会の曲【2019年版/最新曲まとめ】保育園のダンス&BGMにおすすめの曲♪
こんにちは!ぽっくる先生(@2525pokkuru)です。 2019年版、幼稚園や保育園の運動会ダンス、BGMにおすすめの曲を ...