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経沢香保子さん講演会@法政大学に参加!【自分らしい人生の創りかた】

更新日:

 

こんにちは!ぽっくる先生(@2525pokkuru)です。

 

2018年6月25日、法政大学キャリアデザイン学部で行われた、経沢香保子さんの特別講義に参加してきました。

私も現在お仕事している、ベビーシッター会社『キッズライン』の社長さんです。

 

キッズラインに登録しているシッターさんは、先着10名限定で参加可能!とのことで、ものすごい速さで応募したら当選しました♡

 

ぽっくる
ためになる話がギュッとつまっていたので、みなさんにもシェアします!

 

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経沢香保子さんとは

慶応義塾大学を卒業後、リクルートへ入社。その後、創業間もない楽天へ転職し、さまざまな新規事業開発に関わっていたそうです。

2000年にトレンダーズ株式会社を創業、女性最年少上場を果たした方です。

現在は「日本にベビーシッター文化をつくる」を掲げ、ベビーシッターサービス『キッズライン』を運営されています。

 

最近では、2018年のベストマザー賞を受賞するなど、とても注目されている起業家さんです!

 

ぽっくる
なんと、ご出身は千葉県松戸市とのこと。私はお隣の流山市です♡

 

 

経沢さんは初めてお目にかかりましたが、とてもキラキラしている方でした。

どれくらいキラキラしているかというと、登場した瞬間、周りの男子学生たちが「まじかよ…」「あれはモテるわ…」とざわついたくらい輝いていました。

 

 

講演会テーマ

今回の特別講義は二部制でした。会場は法政大学の市ヶ谷キャンパス!

 

第一部/経沢香保子×田中研之輔 対談

テーマは「女性最年少上場を果たし、ベストマザー賞を獲得した経沢香保子の今」

キャリアデザイン学部での特別講義ということもあり、働き方や人生設計など、仕事を通じて実現したい将来像をテーマにしたもので、学生さんからの質問に経沢さんが答えるというスタイルでした。

 

ぽっくる
参加されていた学生さんたちは大学1年生!ということは、18歳…!?!!!

 

 

第二部/キッズラインが創る未来

二部では株式会社キッズラインの新堀さんが、学生向けに「保育に関する現代の問題」「学生ベビーシッターとして働くメリット」などをお話されました。

 

ぽっくる
学生向けの内容でしたが、せっかくの機会なので一人学生に混ざって聞かせていただきました…(笑)

 

 

経沢さんに質問タイム!

第一部がスタート!経沢さんの経歴や会社についてのお話を聞いたあと、さっそく学生さんからの質問タイムでした。

お話されていた中で、特に感銘を受けたポイントをまとめてみました。

 

若さの秘訣は

意識していることは3つあり、

  • よく笑うこと
  • よく食べてよく寝ること
  • 恋をすること

120歳まで生きる計画で、67歳を人生のピークにしようと考えているそうです。

 

 

なぜ日本でベビーシッターを事業にしたのか

「ベビーシッターは日本では馴染みがないが、なぜ広めようと思ったのか」

経沢さん自身、第一子の妊娠・出産を経験したときに『育児と仕事の両立はむずかしい』と感じたことからだそうです。

 

31歳のとき、会社も経営して、子どももできて、すごく幸せだったけど、妊娠5か月のときにお腹の子に障害があることが発覚し、死産になるか、生まれてきても24時間の介護が必要だと言われた。

当時社員も少なく、自分がいないと会社が回らない。子どもが保育園に入れないことがわかって、人生が真っ暗になった。

どうにかならないかと探して、見つけたのがベビーシッターだったが、入会金が10万、時給が5000円(でもシッターの取り分は1000円)…この手続きのめんどくささと、保育の担い手が恵まれない日本はおかしい。保育士を幸せにしようと誰も思ってない。

だったら、スマホ一つで完結できるサービスを作って煩雑な手続きをなくし、働く人も幸せで、頼む人も便利で評価もわかる、AirbnbやUberのようなベビーシッター版をつくったら、絶対インフラになると思った。

 

 

起業家として決めていること

経営者として事業を決めるときに「他の会社がやっていることはやらない」ということを決めている。それだと起業する意味がない。

社会を変える仕事、誰もやってなくてむずかしい分野に挑戦することが起業の使命だと思った。

 

経沢さんがいなかったら、ここまで日本でベビーシッターが広まっていなかった(田中さん談)。

 

 

1番になるには?

お話の流れの中で、経沢さんが「1番になると、見える景色が全然違う」ということをおっしゃっていました。

「みなさん、日本で1番高い山は知っていますよね。富士山でしょ。じゃあ2番目知ってますか?っていうと、ほとんどの人が答えられない。だから1番っていうのはすごい価値がある。1番っていうのはすごいブランド。」

1番になるのは簡単で、誰もいかないところにいくこと(経沢さんのビジネスと同じ)。

 

 

起業して成功するには

お客様が喜んで、他の人がやってないことをする。だたそれだけ。独自のサービスをやる方が、社員もお客さんも長続きする。永遠の価値を生む。

 

 

67歳が人生のピークという考え方

120歳まで生きるためにやっていることは、20歳上と、20歳下と仲良くすること。

 

自分が60歳のとき、20歳下は40歳。すごく脂がのってる時期。

20歳下からは、スマホについてや、新しい経営についてを学ぶ。

1番怖いのは、自分が何者かになったような気になって、素直な好奇心を失って、新しい自分を取り入れないこと。

 

120歳まで生きるとすると、半分は60歳。だから67歳あたりをピークに設定しておくと、60歳まではがんばれると考えている。

 

 

クロネコヤマトが大好き

楽天やAmazon、ZOZOで買い物することが広まっているけど、すごいのはクロネコヤマト。

キッズラインもクロネコヤマトになりたい。

オンタイムできれいな箱のままで届けてくれる(アメリカでは雨の中投げたりする)。日本はせまいし、それがあったから通販が広まり便利になった。

 

キッズラインのベビーシッターがあるから、子どもを産んでもいい、少子化が改善されたとか、ママや子どもの笑顔が増えたなとか…そう思ってキッズラインもやっている。

 

 

仕事とプライベートの切り分けはない

人のために役に立つこと、社会のためになることが楽しいと思える人間でいたい。

現代の20代の6割が「プライベートを優先したい」と答える裏には、「仕事がつまらない」がある。

 

社員が楽しめるコミュニティとしての会社づくり。人間には居場所が必要。どこまで経営者が会社を楽しい場所にできるか、これからの社会の勝負かなと思っている。

 

 

失敗のイメージは持たない

学生の方が失敗を恐れがち。学校や大企業は価値観が同一化されやすいから。

就活で落ちたら、恋人に振られたら、ラッキー!と思ってほしい。なぜなら、合わないと思ったから落ちた、付き合い続けられないから別れた、早く結論が出て良かった。

 

ひとつの実証実験の結果でしかない。失敗ととらえるか成長ととらえるかで、人間は全然変わってくる。

いっぱい行動すれば、人生のデータベースがたまる。いっぱい経験して、数を増やすことが成功。失敗は美学でブランド。

 

 

副業で成功するポイント

  • 本業で圧倒的な成果を残した人
  • 信用を蓄積されることをコツコツやっていくこと
  • 好きなことを見つけてやること

 

変化の時代でどう生き延びていくか

なぜ生きづらいか。他人に合わせて生きているから。他人の評価を得るのではなく、自分の評価を得て生きていく。

自分がこうあるべきと思うことを追及していくことが重要で、それが生きづらさを変える。

自分が変えて、生きづらかった社会を自分に寄せる。これだって思うことは堂々と選んで、堂々と生きてほしい。

 

他人が進めるもので人生を決めたら、あとでどんどん矛盾して生きづらくなる。

 

 

ホリエモン発言について

最後の質問は、”堀江貴文さんが以前に「保育士は誰でもできる仕事」という発言をしたが、経沢さんはどう思うか。なぜ保育士は稼げない?キッズラインでは稼げるのか?”というものでした。

 

なぜ保育士は稼げないかというと、保育園は基本的に補助金で成り立っているから、能力がある保育士に給料を上げる仕組みがない。

ルールの中で当てはまっていたら、保育士にどんなに能力があっても、仕事内容を均一化したら報酬が均一化する。

キッズラインでは自分の能力をお金に変えられる。

 

堀江さんが言っていたことは、”保育士の仕事は大変かもしれないけど、均一化されているなら、ある一定の期間を経たら誰でもできる”という側面がある。

個性を生かしたら、お金の稼ぎ方は人の価値で生まれてくる。

 

 

感想

1時間の中で、こんなにもたくさんの素敵な言葉が聞けて、とても濃い時間となりました。

個人的に、特に心に響いた言葉と、感じたこと。

 

人生のピークの考え方

「若くていいなぁ…」「もう30代だから…」と、一般的に”若い”ということに価値を置きがち(日本は特にそう感じる)。

私も最近そんな考えに寄っていたけど、年を取ることがマイナスになるなんて、そんな悲しいことはない!!!

ぽっくる
上昇していく人生プランを考えてみよう!と、思いました♡

 

 

オンリーワンな存在になる

「他の人がやっていることはやらない」「替えがきかない存在になる」

これは最近いろんな人の話を聞いたり、本を読んだりしていて、キーワードになっている言葉!

 

これから仕事や職業、働き方…時代とともに変化してきます。

このまま”同じ箱の中で、周りと同じように、今までと同じやり方で…”というのは、いろんな意味で限界を感じていたのと、自分の人生の可能性を狭める気がして、フリーランスの道を選びました。

 

「保育士」だけだと、100万人以上いますが、たとえば「保育士×リトミック」「保育士×情報発信」…何かをかけ合わせると、数百人にまで減ります。

それだけで、価値!

ぽっくる
自分の得意をかけ合わせて、人の役に立つ生き方をしていきたい♡

 

 

正しいと思ったことは追及!

1番背中を押してもらえたのはこの言葉。

「統一化された価値観を疑う!」

ここ2,3年で、1番むずかしくて、1番大切だと思ったこと。

 

自分の進路や人生を考え始めたときから、”一般的な価値観”とのズレがあって。

特に”保育業界の中での価値観”とのズレがすごくて、組織の中で働いていた7年はつらいことも多くありました。

 

ぽっくる
周りの人から「あなたがおかしい」「世間とズレてる」って言葉をたくさん浴びせられると、すごく自信を失います。

 

でも、箱を飛び出して外の世界を見てみたら、わかり合える人との出会い、コミュニティによっての価値観の違い、たくさん学びがあって…

「自分の考えを信じて、考えて、行動して、本当によかった!!!」と、今心から思っています。

 

ぽっくる
”当たり前”を疑って、自分の気持ちに素直に生きることは大切♡

 

今、自分の生活、働き方、恋愛…何か引っかかることがある日とは、なぜ違和感を感じるのか?流さずに突き止めて行動してみてほしい。

自分らしい人生を創ろう!

 

 

 

ぽっくる
すてきなお話を聞かせていただき、ありがとうございました♡

 

〈私もお仕事しているキッズラインのレポートはこちら〉

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