保育士ぽっくる先生の”保育の知恵袋”

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コラム 保育の仕事・待遇

保育業界のブラックなところまとめ10選

更新日:

私が保育職を目指していた大学時代から、幼稚園、保育園と働いてきた中で、「これ辛かった…」「今考えるとおかしい…」と思った出来事をまとめました。

 

『保育士不足』は低賃金だけが問題ではありません。

 

なんで保育士みんなすぐ辞めちゃうの?…そんな疑問をお持ちの方には、ぜひ読んでいただきたいです。

 

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保育の仕事がつらすぎる

この業界でのお仕事、みなさん初めはきっと、夢やあこがれを抱いて始めたのではないでしょうか?

私も「小さい頃からの憧れ!」というわけではなかったけれど、それなりに楽しみにこの業界に入ってきました。

 

が、しかし、夢やあこがれは一瞬にして打ち砕かれる…

 

何年かの保育人生において、個人的に「なんだかおかしい…」「これ辛かった…」という出来事を列挙します。

(※私はバイト以外で企業に勤めた経験はないので、そのへんの比較は甘いかもしれません。)

 

1、教育実習がつらすぎる

学校で資格をとるためには、教育実習に行かなければなりません。まず、この学生時代の実習がきつい。もちろん、実習自体は勉強の為なのでいいのです。

ただ、必要な書類の書き方や技術がほとんどないまま現場に放り出され、園によっては実習生の受け入れが整っていない中、現場の先生に冷たく当たられる現実…。

 

力不足による、責任実習の失敗…。虐待まがいの保育を目にしてしまうことも。

この実習を通して、『保育の道』をあきらめる学生も多数。

 

 

2、就職前から、研修という名のタダ働きが始まる

学生時代、幼稚園や保育園に就職の決まった友人たちはほとんど経験していました。

保育系の就職は、9月~年末頃までに内定をもらうことが多いのですが、内定をもらうと、就職先の園から「4月から職員として働けるように研修に来てください。」と、声をかけられます。

 

研修=空いてる時間はうちの園で働け。

 

長い子だと3か月くらい、内定先の園でタダ働きをしていました。

最後の春休みはないようなもの。卒業旅行の日程だけ、お願いして休ませてもらう…という状況でした。

 

 

3、女性の職場特有のいざこざ。派閥。いじめ。

この業界、働いている先生たちの平均年齢がとっても若いです。短大卒で入る20歳~30歳くらいの先生が多く、3年も経験すればもう中堅扱い。24,5歳で『主任』なんてことも珍しくないです。

 

若い女性が集まる職場で、環境もストレスフル…となれば、当然いざこざが起きます。

 

気が利かない、生意気、ミスをした、保育が下手…

様々な理由で無視されたり、悪口を言われたり、仲間はずれにされたり、という光景を何度も見てきたし、自分もされたことがあります。もちろん、される側にも原因はあるかもしれませんが。

3日で退職、1週間で退職、という人も何人もいたし、鬱など精神疾患で辞めてしまう同僚もいました。

 

 

4、残業代は存在しない。

初めての就職で幼稚園で働いていた3年間、定時で帰れた記憶はほぼありません。

しかし、残業代というものを、3年間で1円ももらったことはありません。

 

残業の話題が出ると、上の人たちはこう言います。

 

「君たちがだらだら仕事してるから残ってるんだよね?効率よく進めたら帰れるでしょ?」

「別に帰っちゃダメなんて一言も言ってないからね?帰りたければどうぞ?」

 

先輩より先に帰るなんてことは許されません。

「何で先輩より先に帰るの?ありえないでしょ。」…職員室でわざと聞こえるように言われます。そんな思いをするくらいなら迷わず残ります。

 

 

5、休憩も存在しない。

どう考えても、1日の保育スケジュールの中に休憩をとれる時間帯なんて存在しません。なくて当たり前の保育業界。

上の人に言わせれば、プライベートな会話をした時間・お茶を飲んだ時間は休憩とのこと。(※別記事参照)

 

6、先生1対子どもの人数が多すぎる。

幼稚園は学校教育法、保育園は児童福祉法で、先生1人につき子ども○人まで見られる、という基準が定められています。

 

幼稚園 1学級35人以下 1学級につき専任教諭1人
保育園 0歳児 児童3人につき1人
    1,2歳児 児童6人につき1人
    3歳児 児童20人につき1人
    4,5歳児 児童30人につき1人

この基準が先生たちの負担になっています。

 

現場で働いていて特に厳しいと思うのは、幼稚園の年少クラスの基準。

35人を1人で見るというのは不可能に近いです。(考慮して年少クラスは補助がついたり、人数を減らしている園が多いです。)

「泣く、ケンカする、脱走する、友達を叩く、ケガをする、机の上に乗って暴れる、おもらしする、嘔吐する」…これらが同時に起こることもありえます。

それを1人でどうにかしろということです。

 

 

4,5歳児にしても、30人を超えてくると、一人一人が何をしているかなんて把握できません。

安全に預かることはしますが、個々の成長の記録なんて期待しないでほしいです。

 

 

保育園の1歳児6人に対して保育士1人、という基準もなかなか厳しいです。

食事介助にオムツ替え、まだ歩けない子もいれば、寝てしまう子、慣れずになかなか泣き止まない子もいます。友達に対して噛みつきもある年齢です。安全管理の面でもギリギリです。

 

 

この基準も、経験のあるベテランの先生だったらこなせるでしょうが、ついこの間まで学生だった、新卒の先生にも同じことが求められます。 (1か月程度の教育実習の経験しかありません。)

 

子どもの中には、「発達障害」を抱えた子どもたちも含まれます。多動で保育室を出て行ってしまったり、周りの子どもたちを叩いてしまったり、自傷行為をする子もいます。

「保育の勉強をしてきた」とは言え、厳しい基準ですね。

 

 

7、書類の多さ

子どもたちのいる時間はもちろん保育をします。それ以外のわずかな時間に、大量の書類を仕上げなければなりません。

園によって形式や量は異なりますが、保育の年間計画、月案、週案、活動案(それぞれに、今の子どもたちの姿から発達目標、そのためにはどのようなねらいを持って、どのような活動をするのか…)といったことを記入します。

 

保育を行ったあとは、反省と振り返りを記入し、月の終わりや年度末には、クラスの子ども一人ひとりにつき成長の記録を残します。

 

行事があれば行事の企画書クラスだよりや園だよりブログの更新、きりがありません。

 

さらに言えば、これらの書類、家に持ち帰って仕事をしようとすると、「個人情報の持ち出し」にあたるので、原則持ち帰り禁止です。(終わるわけないので持ち帰る先生も多数います。)

 

パソコンで出来ればまだ時間の節約になりますが、そもそも園にパソコンが1台しかない、「手書き強制」という謎のルールが存在する園が多数。

同じ文章を何回も手書きしたり、パソコンが空くまで仕事が進められない、といった非効率的な制度の中、必死でこなしています。

 

 

8、壁面、製作の準備、ピアノ練習…

保育、書類、まだまだ終わりません。保育室に飾る壁面装飾を作ったり、子どもたちと製作をするのに、準備物がたくさんあります。

画用紙を切ったり貼ったり、ピアノ伴奏の練習をしたり、発表会や運動会前には衣装づくりに小物づくり…。正直無駄だと思う作業もたくさんあります。

それでも変えられない現場の体質があります。

 

 

9、体力面と職業病

精神的・時間的にも負担の多い保育業界ですが、体力面での負担も大きいです。

体を動かす活動では、一緒に走ったり動いたりもしますし、もちろん、子どもを抱きかかえることもあります。大勢の子どもたちに向かって声も出しますし、行事準備では重い荷物を運んだり、会場設営も行います

掃除に草むしり、動物の世話、園庭整備、畑の手入れ、どぶさらい、雪かき…必要なことはすべてやります。

 

…年齢重ねるときついです。一生はできない仕事です。

体を酷使しすぎて、精神疾患だけでなく、ヘルニアや声帯ポリープ、トイレに行けないので膀胱炎になった先生もいます。

 

10、極めつけは低賃金

これだけ頑張って、月にもらえるお給料は14~15万。

メディアでは保育士の平均月収20万ちょっとなんて言われていますが、そんなにもらっている方を見たことありません。保育所で働くメイン層である20代の先生たち、求人を見ても経験からしても、手取りで15万円前後が相場です。

 

 

以上、私の体験談です。

労働環境は園によってかなり異なります。

私の知人が勤めていた園は、深夜1時退勤/朝7時出勤だったそうです。

いや、死ぬでしょw

 

 

 

 

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